...そしてそれはたゞ蜘蛛の御馳走になる蠅を捕へるのにだけしか役に立たないのだ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...下にたくさん筍(たけのこ)が生えていたが生憎ナマで役に立たない...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...万一のとき空気服が役に立たない...
海野十三 「三十年後の世界」
...――何か間違っているところがあるらしい! あの鍵がどうして役に立たないのだ)僕の全身の血は...
海野十三 「深夜の市長」
...役に立たない様な種類のものだった...
江戸川乱歩 「恐ろしき錯誤」
...お役に立たない迄も私と云う者がおりますのに...
谷崎潤一郎 「三人法師」
...また甲乙二つの知識が単独には大した役に立たないのが二つ一処(いっしょ)になったおかげで大変な役に立ったという例はいくらでもある...
寺田寅彦 「マーカス・ショーとレビュー式教育」
...のろまで役に立たないというのが...
豊島与志雄 「或る作家の厄日」
...五 国民の期待と科学役に立たない科学には...
中谷宇吉郎 「科学は役に立つか」
...あまり役に立たない話である...
夏目漱石 「坑夫」
...生きていてもあんまり役に立たないなら...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...逆手(さかて)に持たなきゃア役に立たないよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...私は女でいざとなると役に立たないし...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...猫の尻尾ほども役に立たないから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...役に立たないだんではないのです...
三好十郎 「恐怖の季節」
...実際に当ると物の役に立たないのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...物の役に立たない...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...役に立たないのは僕ばかりだ」――こう言うと...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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