...独立後の日本の政治を混迷と彷徨の中に追い込んでおるのであります...
浅沼稲次郎 「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」
...吾人は彷徨の「人」であつて哲學者でも藝術家でもない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...空しく伝統の圏内に彷徨して指を啣(くわ)えて眼を白黒(しろくろ)する外はなかった...
内田魯庵 「四十年前」
...嶺雲の人格と文章とに彷彿たるものなしとせず...
大町桂月 「上州沼田より日光へ」
...生死流轉の間に彷徨(さまよ)へるこそ口惜しき至りなれ...
高山樗牛 「瀧口入道」
...何の目的もなく野に山に海浜に彷徨(ほうこう)するのが好きだという事である...
寺田寅彦 「アインシュタイン」
...ちょうどそれが雨のふるかつての一夜の出来事を彷彿(ほうふつ)させるような面白い芝居に出来ていた...
徳田秋声 「仮装人物」
...神奈川横浜の際を彷徨(ほうこう)し...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...迷妄の境に彷徨(さまよ)うていた...
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」
...殆んど毎日市内を彷徨した...
豊島与志雄 「溺るるもの」
...焼け跡を彷徨したり...
豊島与志雄 「乾杯」
...彼はむやみと町を彷徨した...
豊島与志雄 「掠奪せられたる男」
...彼はいつものようにその「彷徨」から秀子の家の方へ走りつつあった...
豊島与志雄 「掠奪せられたる男」
...今日の日本を彷彿させるものがある」と当時の事情にふれている...
宮本百合子 「明日の知性」
...ひところのサロン的彷徨出没がなくなったから普通の人々は全く我れ関せずのようです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...今の談理家はおの/\おのが方寸の小宇宙に彷徨(はうくわう)逍遙して...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...武蔵の彷徨(さまよ)っていた博労町(ばくろちょう)の裏通りである...
吉川英治 「宮本武蔵」
...どんな気持で世の中を彷徨(さまよ)っていたか...
吉川英治 「宮本武蔵」
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