...得意の詩や歌を誦するともなく謡うともなくうめきながら欄干を撫でつつ歩むともなく彳(たたず)むともなく立戻(たちもと)おり居るに...
饗庭篁村 「良夜」
...火のない巻莨(まきたばこ)を手にしたまま、同じ処に彳んで、じっと其方(そなた)を...
泉鏡花 「悪獣篇」
...俥(くるま)の傍(わき)に彳(たゝ)ずんで...
泉鏡太郎 「麻を刈る」
...官人は少時(しばし)茫然(ぼうぜん)として門前(もんぜん)の靄(もや)に彳(たたず)んだ...
泉鏡花 「雨ばけ」
...一人旅で消えそうに彳(た)っていらっしゃるのが目さきに隠現(ちらつ)くもんですから...
泉鏡花 「薄紅梅」
...(錨の杖を抱(いだ)きて彳(たたず)む...
泉鏡花 「海神別荘」
...とにかく白石が呆気に取られて彳(たたず)んで居る間に...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「機密の魅惑」
...おくみはおかみさんがぽつねんとかけてゐられる椅子のところに彳(たゝず)みながら...
鈴木三重吉 「桑の実」
...おくみがさうして外を見て彳んでゐた続きのやうに言はれる...
鈴木三重吉 「桑の実」
...他の一匹はおくみがこちらに彳(たゝず)んでゐるのを見ると...
鈴木三重吉 「桑の実」
...雨戸のところに彳んで...
鈴木三重吉 「桑の実」
...私は岸辺に彳んで向う側を見渡した時...
谷崎潤一郎 「金色の死」
...おりから夕日が墓石の表にあかあかと照っているその丘(おか)の上に彳(たたず)んで脚下にひろがる大大阪市の景観を眺(なが)めた...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...無知な老人(としより)の彳(たたず)んで見るところでは...
徳田秋声 「あらくれ」
...松の根方に彳(たたず)んでいた第二の悪魔も...
中里介山 「大菩薩峠」
...梅津の君も今は物もいはで彳めるを...
萩原朔太郎 「花あやめ」
...母は掃除せんと箒(ほうき)持ちしまま病室の端に彳(たたず)みて...
正岡子規 「明治卅三年十月十五日記事」
...恐怖の眼を上げながら彳(たたず)んでいるのであった...
蘭郁二郎 「鱗粉」
ランダム例文:
便利!手書き漢字入力検索
- 小説家の村上春樹さん: 約3年ぶり新作長編小説『夏帆 The Tale of KAHO』を刊行する。📚
- 野球選手の村上宗隆さん: 5試合連続本塁打を放ち、メジャー1年目で快挙。⚾
- 女優の北川景子さん: 俳優、映画「未来」で佐伯文乃を演じる。🎬
時事ニュース漢字 📺
