...三女が佐藤正彰に行つた...
心猿 「桜もち」
...彰義隊は苦戦奮闘したけれども...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...世の中に表彰せられている事実よりも...
太宰治 「惜別」
...協会幹事として彼はウィラード・ギブスの酬われざる貢献を認めこれを表彰したいと望んだが...
寺田寅彦 「レーリー卿(Lord Rayleigh)」
...杉皮葺(すぎかわぶき)の仮屋根の下に墨黒々と「彰忠(しょうちゅう)」の二大字を書いた板額(いたがく)が掲(かか)って居る...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...私は本多顕彰氏と共に「翻訳家の社会的地位」を尊重するばかりでなく...
戸坂潤 「読書法」
...峰吉はぎょっとして表彰文を読み出した...
牧逸馬 「舞馬」
...文部省はこの点で私を大いに表彰せねばいけんと思う...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...蘭軒は「此本章句方法、彰々全整、而筆勢生動、盈満行界、銭氏所謂原書是也、可謂希世之本哉」と云つてゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...昌谷の遺子は現に樺太庁長官たる昌谷彰君に有之候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...(七三)夫子(ふうし)を得(え)て名(な)益(ますます)彰(あら)はれ...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...大義顕彰の情熱に駆られるが...
山本周五郎 「菊屋敷」
...彰義隊にも加わって有名な幕末の剣豪...
山本笑月 「明治世相百話」
...天日下に表彰されつつ有るは誠に吾国人固有の美徳...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...度々表彰を受けてお出でになるステキに偉いお方なのです...
夢野久作 「少女地獄」
...わが子曹彰に行き会って...
吉川英治 「三国志」
...彼が、細川家に禄仕する前後の二、三の上申書みたいな物や、家老長岡監物宛の同型の物などは、書簡と見るわけにはゆかないし、それを除いては、従来、顕彰会本にも、各所で行われた遺墨展でも、書簡は一通も発見された例しがない...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...とにかく功績を表彰する意味を含んだものである...
和辻哲郎 「非名誉教授の弁」
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