...原碑の残石を用ゐて文字を彫り直すことになつた...
會津八一 「一片の石」
...七つの神はきちんと彫りこまれてあるのであった...
上村松園 「棲霞軒雑記」
...ゼムリヤ号の船名が彫りつけてあった...
海野十三 「地球発狂事件」
...この牡牛のうき彫りが...
海野十三 「時計屋敷の秘密」
...皮膚だけの深さで彫りつけ...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...緑蔭に入り北陵の側門(そくもん)へ北陵の内庭草の茂るまゝ龍彫りし陛の割目の夏の草六月九日 午前北陵に行く...
高浜虚子 「六百句」
...木彫りは孤城落日の姿で...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...象牙彫りは目方で値段が出る...
高村光太郎 「回想録」
...この如來形像などはまるで石彫の衣紋そつくりの彫り方が爲てある...
高村光太郎 「唐招提寺木彫如來形像」
...しかも正しく私の家の紋章を浮き彫りにした私の用箋を用いて...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...みれば金字が彫り付けてある...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...中腹以下がぶっかいたような大荒ら彫りに...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...あるものは心急ぎてか口惜(くや)し紛(まぎ)れかがりがりと壁を掻(か)いて擲(なぐ)り書(が)きに彫りつけてある...
夏目漱石 「倫敦塔」
...堤防は切れた――水が物凄い勢いで隧道(トンネル)へそれは地図を毛彫りにした銅の薄板で...
野村胡堂 「水中の宮殿」
...出る工夫はない」「すると?」「下手人は佛樣より外にない――あの木彫りの佛像が鐵砲を膝だめにして...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その他さまざまな小刀(ナイフ)で彫りつけたものなどの...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「ウィリアム・ウィルスン」
...軒さきに突きでた龍の彫りものなどをまぶしさうに見上げてゐたが...
堀辰雄 「ふるさとびと」
...この一個すでに使い古して味わい極めてよく、彫りは深く、模様は強く、全体の感じが豪放である...
柳宗悦 「工藝の道」
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