...伝家の彝鼎(いてい)や法書とともに...
芥川龍之介 「秋山図」
...年少の友だつた田能村竹田(たのむらちくでん)の、「収蔵せる法書、名画、金石、彝鼎(いてい)、及び夷蛮(いばん)より出づる所の異物奇品棟宇(とうう)に充積す」と言つたのも必しも誇張ではなかつたであらう...
芥川龍之介 「僻見」
...故中村彝(つね)氏等いずれももとは中村屋の屋敷内に起臥し...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...当時の新興画家であった中村彝...
高村光太郎 「智恵子の半生」
...自分が中村彝(つね)氏を訪問したのはあとにも先にもただ一度である...
寺田寅彦 「中村彝氏の追憶」
...彝倫(いりん)を叙(つい)ずべきを以てし...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...經書に關するもののみを取扱つた朱彝尊の經義考などは即ちこれである...
内藤湖南 「支那目録學」
...それからやはり※古録金文に戊辰彝といふものがありまして...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...仲村彝(つね)の絵も可なりあるという話だ...
宮島資夫 「四谷、赤坂」
...四月十四日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 駒込林町より(中村彝筆「エロシェンコ像」の絵はがき)〕今朝は何とこころもちのよい目ざめだったでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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