...まず砲艦赤城(あかぎ)を島の彖登湾に遣(つか)わして敵の有無を探らしめしが...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...朱子の語類にも、彖辭極精、分明是聖人所作、といつて居るから、彖辭以外が聖人の作でないと考へたとも言ひ得るのである...
内藤湖南 「易疑」
...即ち十翼の中で比較的古いものと考へられてゐる彖傳象傳などの中に既に經文の原意を失つて特別な解釋を下したものゝあることである...
内藤湖南 「易疑」
...彖傳では天地革而四時成...
内藤湖南 「易疑」
...是説を爲す者は未だ彖象文言を見ざるかといつて居る...
内藤湖南 「易疑」
...此等も彖象文言の古くないことを見はす者であるが...
内藤湖南 「易疑」
...さう考へてくると自然彖傳象傳の如き恐らく最も夙く出來たと思はれる易の理論的説明が既に卦辭爻辭と必ずしも一致しないことも恠しむに足らなくなり...
内藤湖南 「易疑」
...孔子、晩にして易を喜(この)み、彖(たん)、繋(けい)、象(しょう)、説卦(せっか)、文言(ぶんげん)を序(つい)ず...
和辻哲郎 「孔子」
便利!手書き漢字入力検索