例文・使い方一覧でみる「当初は」の意味


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...文壇的野心の欝勃としていた当初は左(と)も右(か)く...   文壇的野心の欝勃としていた当初は左も右くの読み方
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」

...当初はやはり参考書の意味で読まれた場合が多いのではないかと思われる...   当初はやはり参考書の意味で読まれた場合が多いのではないかと思われるの読み方
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」

...大正四年開戦の当初は諸物価一時下落したが...   大正四年開戦の当初は諸物価一時下落したがの読み方
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」

...しかし当初は、父祖の業を継(つ)ぐ目的で丁稚奉公に住み込んだ身の将来これを本職にしようという覚悟(かくご)も自信もあったのではなかったただ春琴に忠実である余り彼女の好むところのものを己(おの)れも好むようになりそれが昂(こう)じた結果であり音曲をもって彼女の愛を得る手段に供しようなどの心すらもなかったことは、彼女にさえ極力秘していた一事をもって明かである...   しかし当初は、父祖の業を継ぐ目的で丁稚奉公に住み込んだ身の将来これを本職にしようという覚悟も自信もあったのではなかったただ春琴に忠実である余り彼女の好むところのものを己れも好むようになりそれが昂じた結果であり音曲をもって彼女の愛を得る手段に供しようなどの心すらもなかったことは、彼女にさえ極力秘していた一事をもって明かであるの読み方
谷崎潤一郎 「春琴抄」

...当初はこれに相違なかりしといえども...   当初はこれに相違なかりしといえどもの読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

...不能者になったことに気づいた当初は...   不能者になったことに気づいた当初はの読み方
外村繁 「澪標」

...原爆当初は、生計を失い、死者に囲まれ、苦難と悲歎の底に沈み、もう生きるのもたくさんだとの思いをした人もあったろう...   原爆当初は、生計を失い、死者に囲まれ、苦難と悲歎の底に沈み、もう生きるのもたくさんだとの思いをした人もあったろうの読み方
豊島与志雄 「ヒロシマの声」

...もとより当初は、来(きた)る者拒まず、という解放主義でなければ人が集まらないという理由の下に、人を入れに入れたものですから、そういう検討をする遑(いとま)がなかった...   もとより当初は、来る者拒まず、という解放主義でなければ人が集まらないという理由の下に、人を入れに入れたものですから、そういう検討をする遑がなかったの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...当初は寒さをしのぐためのものであつたに相違ないのが...   当初は寒さをしのぐためのものであつたに相違ないのがの読み方
平林初之輔 「文学の本質について(一)」

...その事を知った当初は...   その事を知った当初はの読み方
堀辰雄 「ほととぎす」

...ロンドンへ来た当初は銀行預金もたくさんあり...   ロンドンへ来た当初は銀行預金もたくさんありの読み方
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」

...新植民地の建設当初は...   新植民地の建設当初はの読み方
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」

...当初は決してうかうかとした笑話でなかった...   当初は決してうかうかとした笑話でなかったの読み方
柳田国男 「山の人生」

...これもまた当初は男鹿人の地方神の...   これもまた当初は男鹿人の地方神のの読み方
柳田国男 「雪国の春」

...当初はおもむろに...   当初はおもむろにの読み方
吉川英治 「三国志」

...南の知識も、当初はもっぱら、そのばてれん達によって伝えられて来たものが多いが、ここに今宵いる島井宗室の如きは、必ずしも、それから示唆(しさ)を得て今の家業を創(はじ)めたものではない...   南の知識も、当初はもっぱら、そのばてれん達によって伝えられて来たものが多いが、ここに今宵いる島井宗室の如きは、必ずしも、それから示唆を得て今の家業を創めたものではないの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...当初は双方がまだ若く...   当初は双方がまだ若くの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...江戸へ来た当初は...   江戸へ来た当初はの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「当初は」の書き方・書き順

いろんなフォントで「当初は」


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