...彼女は強情者で、いつも自分の意見を曲げない...
...強情者と口を利くと、せっかくのイベントも台無しになってしまう...
...チームで働くなら、強情者はチームワークを乱すので避けた方がいい...
...彼は強情者な性格ですが、頼りになる人なので信頼しています...
...強情者同士が意見をぶつけ合うと、大きな問題に発展することもある...
...それが不具などによくあるひどい強情者でした...
江戸川乱歩 「赤い部屋」
...向うからその強情者の按摩がやって来るのに出逢いました...
江戸川乱歩 「赤い部屋」
...――で、己も強情者だが、へこたれてしまったよ...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...最も慰められます」小谷さんは強情者を悲しむように...
鷹野つぎ 「窓」
...育ての親であった強情者の将軍夫人が彼らをはじめて見たのも...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...あの強情者の将軍夫人から譲られて...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...川の中の強情者の行動を改めて篤(とく)と見据えて見たが...
中里介山 「大菩薩峠」
...これではさすがの強情者も...
中里介山 「大菩薩峠」
...あたしはどこまでも強情者よ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...昔は無鉄砲な強情者と定評があった...
山本周五郎 「思い違い物語」
...ようだなどと曖昧(あいまい)なことを申すな、――長くてどんな色をしている」「その、少しばかり光っております」頑太郎汗だくである、蝙也は堪らず失笑(ふきだ)しながら、傍にあった抜身を取出して、「強情者、長くて光ってちょいとした物というのはこれだろう」「あ、どうしてこれを!」「今頃になって慌てるな、そのほうが背中へ突掛ったとき俺が抜取っておいたのだ」「――参った!」昨夜からの参ったを持越してしまった...
山本周五郎 「松林蝙也」
...君まで来たのか」「丞相には一方ならぬご心配だ……貴公のごとき強情者もおるから」「なにが心配?」「東嶺関(とうれいかん)の孔秀(こうしゅう)が関羽を阻(はば)めて斬られた由を聞かれ...
吉川英治 「三国志」
...南国随一といわれている強情者です...
吉川英治 「三国志」
...強情者は徳です、わたくしにも、さんざん機嫌をとらせました」と、伝えて、棒の性格についてあれこれと、おかしげに考証していると、老公が眼で、「おるぞ、おるぞ」と、ささやいた...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...すがたに似あわぬ強情者(ごうじょうもの)と見えますな」「何せい...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...一通りの強情者は...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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