...強大な実力を有する国家がヨーロッパにしかない時代に...
石原莞爾 「最終戦争論」
...「摂理は常に強大なる軍隊とともにあり」とのナポレオン第一世の語は実に事業家の標語たるべきものなり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...今日(こんにち)独逸(ドイツ)が世界の強大なる国を敵としてなお一年有余戦っているところの力は...
大隈重信 「吾人の文明運動」
...世界の強大なる国の地位に大いなる隔たりが有り...
大隈重信 「平和事業の将来」
...ナイアガラ辺で起した強大な電力を無線電信で洋上の船に送り...
寺田寅彦 「話の種」
...再び強大なる自主的労働性を獲得し...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...強大なアジマン族が四方の村々を侵している時...
豊島与志雄 「文学以前」
...強大な武力は明らかに示され...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...中臣氏が上古に在て強大なる官氏たることは...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...黒田長官のような強大な推進力をもった人に...
中谷宇吉郎 「『ケプロン・黒田の構想』について」
...こう云う強大な威力のあるものだから...
夏目漱石 「野分」
...強大なる自尊心ベートーヴェンの自尊心は...
野村胡堂 「楽聖物語」
...不斷に他の強大な動物から脅かされ...
萩原朔太郎 「夢」
...かうした人間の躓きの足もとを照してやる強大な日光の神様なのだから...
林芙美子 「浮雲」
...男の強大な主我主義と肉情によって...
宮本百合子 「アンネット」
...強大なる力こそは大陸の支那が記念しようとしたところなのです...
柳宗悦 「民藝四十年」
...すなわち享楽人はその享楽において広汎かつ強大な能力を持たなくてはならぬ...
和辻哲郎 「享楽人」
...僅か三百のスペイン兵を以てこの強大な武力統治国の首府へ乗り込んで行こうとするコルテスの大胆極まる離れ業の背後には...
和辻哲郎 「鎖国」
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