...彼が臨終に於ける囈語(うわごと)は「吾人の右翼を強大ならしめよ!」であった...
石原莞爾 「戦争史大観」
...自分の方は未だ保存している強大なる予備隊に依って一挙に敵を突破する方式であったと見ることが出来る...
石原莞爾 「戦争史大観」
...強大な成鶏にそだてあげると...
梅崎春生 「黄色い日日」
...なかなか強大なるものであった...
大隈重信 「東亜の平和を論ず」
...強大な武力は明らかに示され...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...下手人の影法師に生命を付与して行く親分の強大な想像力(イマジネーション)に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...私を怨むなどといふことは先づあるまいと思ふ」強大なる自信です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...同国にて学権の強大なること...
福沢諭吉 「学問の独立」
...けだし習慣の力は教授の力よりも強大なるものなりとの趣意ならん...
福沢諭吉 「教育の事」
......
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...強大な悪はそれ自身で病的なものです...
松永延造 「職工と微笑」
...ずっと向うにある深淵には眼をつぶったまま、運命に従って、あの強大な、さいなみながらも甘い、誰にも免れることのできぬ力に従って行けばいいのだ...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「小フリイデマン氏」
...強大なる力こそは大陸の支那が記念しようとしたところなのです...
柳宗悦 「民藝四十年」
...さしもの強大な河北もここに亡んだ...
吉川英治 「三国志」
...魏の強大な戦力と...
吉川英治 「三国志」
...あえて背後の強大な北条家と不和をこのまぬのはいうまでもない...
吉川英治 「新書太閤記」
...そうまで強大なものだったのか...
吉川英治 「新・水滸伝」
...その時彼はまた遙か南方にある強大な国のことをも話したのである...
和辻哲郎 「鎖国」
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