例文・使い方一覧でみる「強い性格」の意味
スポンサーリンク...マクベスのやうに強い性格を持つてゐないかも知れない... 
芥川龍之介 「機関車を見ながら」
...靜枝さんも強い性格で我意を張つたのであらうが永井君のかうした苦痛の反射が働き懸けないとは思はれない...
生田葵山 「永井荷風といふ男」
...理性の強い性格でもあるから...
外村繁 「澪標」
...しかしそれは妻の克己心の強い性格から来ているのではないか...
外村繁 「澪標」
...何んといふ無法な言ひ掛りでせう」強い性格と健康の持主らしいお酉も...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...火のやうに強い性格といふのか...
長谷川時雨 「凡愚姐御考」
...鼻っぱりの大層強い性格で...
長谷川時雨 「松井須磨子」
...男性的な強い性格で...
牧逸馬 「アリゾナの女虎」
...それに強い性格だわね...
三好十郎 「肌の匂い」
...東宮のお母様の女御（にょご）が並みはずれな強い性格で...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...内部に強い性格をかくしていたことが十分に読みとられる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...自分を信じきった強い性格はにくいと思っても不愉快ではない...
山本周五郎 「柳橋物語」
...稍（やや）角張った大きな顎（あご）は敗け惜しみの強い性格をあらわしているが...
夢野久作 「暗黒公使」
...曹操の実力と強い性格とは...
吉川英治 「三国志」
...またその烈しい強い性格を知っているだけに彼女は胸がいたむのであった...
吉川英治 「親鸞」
...後の物語には決して見られない強い性格を与えている...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...恐らくこの彼女の強い性格の直接の印象...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...従って中宮の前には彼女の強い性格も愛すべきものとして是認される...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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