...張良のように智謀に優れた人物を称える...
...彼は自分を張良になぞらえ、戦略的に問題に取り組んだ...
...張良のような計略を使って、勝利を手にした...
...日本の歴史には、張良に匹敵するほどの腕利きが多かった...
...張良は秦朝を裏切り、漢朝の建国を手助けした...
...より朴素なる張良にして...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...両党の合同にも張良の如き智者もあろう...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...もし人に譬へて、地藏を漢の高祖とすれば、黒檜は、蕭何、張良也...
大町桂月 「赤城山」
...いかなる張良韓信が来ようともたゞ一と討ちと手に汗を握ってうかゞっていますと...
谷崎潤一郎 「三人法師」
...その豪傑振りをニヤニヤ笑っていたのは当時張良(ちょうりょう)をもって自ら任じていたKであった...
寺田寅彦 「海水浴」
...張良鉄椎(てっつい)の時の面目を想見るべし...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...張良の強く正しい意気を...
蜷川新 「私の歩んだ道」
......
正岡子規 「墨汁一滴」
...「上は張良(ちょうりょう)...
吉川英治 「三国志」
...して張良、蕭何のふたりは、どういう功に依って、高祖のかたわらに立つか」「張良は、籌(はかりごと)を帷幄(いあく)の中にめぐらして、勝ちを千里の外に決し、蕭何は国家の法をたてて、百姓をなずけ、治安を重くし、よく境防を守り固めました...
吉川英治 「三国志」
...――ゆえに後代ふたりを以て建業の二功臣とあがめ、高祖皇帝を画けば、必ずその左右に、張良、蕭何の二忠臣を書くこととなったものでありましょう」「なるほど、二臣のような者こそ、真に、社稷(しゃしょく)の臣というのであろうな」「……はっ」董承は、ひれ伏していたが、頭上に帝の嘆息を聞いて、何か、責められているような心地に打たれていた...
吉川英治 「三国志」
...御身も今からはつねに、朕がかたわらに立って、張良、蕭何の如く勤めてくれよ」「畏れ多い御意を」「否とか」「滅相(めっそう)もない...
吉川英治 「三国志」
...「君は予の張良である」とさえいって歓んだ...
吉川英治 「三国志」
...張良といえば、漢の高祖の参謀総長に位する重臣である――このことばの裏をうかがうと、ひそかに自分を漢の高祖に擬しているなど、かれの腹中には、なおなお底知れないものが蔵されている...
吉川英治 「三国志」
...不肖わたくしも、身を屈して、山野に賢人を求めること多年ですが、今の世に、張良、蕭何(しょうか)、韓信(かんしん)のような人物を望むほうが無理だと思います...
吉川英治 「三国志」
...漢の天子を創始した張良...
吉川英治 「三国志」
...張良の智謀の片鱗(へんりん)もあろうとは思えません」「しかし」と...
吉川英治 「私本太平記」
...――それでも中国の張良(ちょうりょう)といえるか」「悪態は無用...
吉川英治 「新書太閤記」
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