...彼が詐欺の張本人だと思う...
...彼女がこの計画の張本人です...
...彼がこの事件の張本人だと知った時、驚きました...
...彼女はプレゼンの張本人で、成功させました...
...殺人事件の背後には張本人がいることが明らかになった...
...兼ねて労働争議の張本人であり...
江戸川乱歩 「五階の窓」
...かくの如く米国に於ける日米戦争論者の張本人と認めらるる人といえども...
大隈重信 「世界平和の趨勢」
...そしてまた張本人なんだよ...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...初めから終りまで張本人なんだから...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...やっぱり張本人がいたのですね...
太宰治 「新ハムレット」
...俺が国王をホテルから誘い出した張本人だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...きみの兄さんはその張本人だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...あの人差し指の張本人だったからだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...フェンウィックがここにいる事実だけで奴が張本人だと分かる」フェンウィックが唇に指を当て...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...その方面では彼は煽動的張本人であつた...
牧野信一 「貧しき日録」
...あまり陰日向があるからとて小言をいったらすぐプーイと飛びだして、敵方の柳派の柳枝さんのところへ駈け込んでしまったというから小面憎い奴とおもい、それで師匠の風当りが悪くなったのだとばかり考えていたら、なんのなんの我が敵は正に本能寺にあり、張本人、うちの師匠のところへもぐずり込んでいって弟子にして貰った上、圓太なんて大それた名前まで貰ってしまうとは...
正岡容 「小説 圓朝」
...その親王様は、王太后様から御自分の命にかかわる企てがめぐらされている由を告げられたのみならず、特に数度のお手紙によって、その張本人は、かねてからその目的のためにしげしげ親王家にお出入をしている者で、アンジューだかメーヌだかの一貴族であるということまで教えられたが、誰にもそのことをおあかしにならなかった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...吾人は嘗て巌本君が青年一揆の張本人と題し事業を鼓舞する者を難じたる文を読みたり...
山路愛山 「唯心的、凡神的傾向に就て(承前)」
...城中攪乱を目論(もくろ)んでたちまち看破されてしまった張本人の戈定(かてい)と馬飼の小者だった...
吉川英治 「三国志」
...金(きんい)が張本人だったかと...
吉川英治 「三国志」
...いつも山門の大衆をあげては後醍醐方へ走らせた張本人だ...
吉川英治 「私本太平記」
...世の中をこんなかたちにまで荒した張本人は尊氏ではないかと...
吉川英治 「私本太平記」
...張本人は、その折、先へ行った黒衣(くろご)の侍だった」「あっ、なるほど」「いちど懲(こ)らした魚は、なかなか二度針を食わぬ...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
便利!手書き漢字入力検索