...暫くの間見張り番を勤めていた...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...悲しい見張り番を仰せつかった...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...外の廊下に怠らず見張り番を勤めていた書生の青山は...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...それとなく見張り番をさせていたのでも分るではありませんか」「成程...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...見張り番の書生が二人駈け込んで来た...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...お嬢さんの見張り番ででもあるように...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...ひどく緊張して見張り番を勤めていたのだけれど...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...入り口の見張り番をしていた北村が縛られているんです」「縛られた上に気絶しているんです」さては...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...そして入り口をはいると同時にそこの見張り番の北村を適当に処理したまでのことであった...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...寝ずの番の交替でひと晩中庭に張り番をして...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...先に桟橋(さんばし)へおりた自分らに見張り番をさせておいて船からたくさんのカバンや行李(こうり)をおろさせた...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...世子を張り番しているかという風だ...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...見張り番の目もつかわずに...
羽仁もと子 「女中訓」
...こうした見張り番たちといっしょに一睡もしないで夜を過ごすことは好むところだった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「断食芸人」
...金蔵破りの張り番をしたという眼もあてられぬ経緯(いきさつ)...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...見張り番の姿は見えなかつた...
牧野信一 「鏡地獄」
...張り番も楽じゃないわね...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...張り番に立たせておいて」「では汝(われ)は...
吉川英治 「新書太閤記」
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