...米国機の通るたびに一種の張り合い抜けを感じた...
永井隆 「長崎の鐘」
...なんとも形容のできない張り合い抜けのした心持ちにされてしまったことだった...
正岡容 「寄席」
...私は少々張り合い抜けがした...
松濤明 「一つのエチケット」
...張り合い抜けがしたように...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...よしよし……わかったわかった……安心して帰れ……三平は張り合い抜けがしたように三人の警官の顔を見まわした...
夢野久作 「黒白ストーリー」
...チョット張り合い抜けがしたのが可笑(おか)しかったのであろう...
夢野久作 「一足お先に」
...張り合い抜けの形で...
吉川英治 「三国志」
...郷人たちは何か張り合い抜けがした...
吉川英治 「三国志」
...脅したのが張り合い抜けするくらいである...
吉川英治 「新書太閤記」
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