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有島武郎 「星座」
...▼不平と破壞 で其種の邦人は悉く弱年の無力者で...
石川啄木 「日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象」
...その弱年にも拘(かかわ)らず...
海野十三 「振動魔」
...問(と)ひし人弱年(としわか)にてしかも身もちのくずれかゝりし者(もの)なればなりき...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...大湯温泉東栄舘の桜井次郎は弱年であるから保証はしにくい...
高頭仁兵衛 「平ヶ岳登攀記」
...殊に弱年の其方を那程(あれほど)に目をかけ給ふ小松殿の御恩に對しても...
高山樗牛 「瀧口入道」
...しかし弱年の故であろう...
外村繁 「澪標」
...弱年の私には気がつかない...
外村繁 「澪標」
...同じ弱年ではあったが...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...弱年にして鬼歓(おにかん)の名を得たり)は怖ろしい相手だと思うが...
中里介山 「大菩薩峠」
...拙者がまだ弱年の頃だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...與之助の女々しく未練なるは弱年(としわか)のならひ...
樋口一葉 「花ごもり」
...さてもわけなしのお弱年(としわか)さまとにらむ目もとに何見えざらん...
樋口一葉 「花ごもり」
...弱年の者じゃから...
森鴎外 「佐橋甚五郎」
...御老中より弱年であるという御異議があったとおぼえております」「それがどうしたというのだ」「綱宗逼塞のときも...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...まだ微禄弱年のわたくしが四度目の将として参れば...
吉川英治 「新書太閤記」
...弱年からの禅学の師...
吉川英治 「新書太閤記」
...「弱年のそれがしが...
吉川英治 「新書太閤記」
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