...彼らの弱りきった心臓をパタリと停めてしまうのだった...
海野十三 「十八時の音楽浴」
...……イヤ弱り果てたよ...
海野十三 「深夜の市長」
...今度はまったく弱りましたよ」判事が...
江戸川乱歩 「心理試験」
...それでとうとう弱り果(は)てて泣(な)く泣く母上の女神におわびをしました...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...全身も弱りて倒れんと欲し...
関寛 「関牧塲創業記事」
...自問自答の気の弱り...
太宰治 「虚構の春」
...あんなに弱り切つてゐますからね...
オイゲン・チリコフ Evgenii Nikolaevich Chirikov 森林太郎訳 「板ばさみ」
...こゝより去りて衞軍に共に行かずや? 恐らくは勤務に弱り睡眠に襲はれ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...「お前は長い間の看病に弱りすぎている...
豊島与志雄 「二つの途」
...三十九お医者様のすすめにしたがつてとかく弱りがちであつた母と私の健康のために父は二人をつれてある海岸へゆくことになつた...
中勘助 「銀の匙」
...「あの時は実際弱りました...
夏目漱石 「明暗」
...よし身体が弱り果てるも...
新渡戸稲造 「自警録」
...そのたびに、必死に暴れまわって、すり抜けたが、次第に弱り、帯がとけ、着物が剥がされて行った...
火野葦平 「花と龍」
...芯を剪(つ)まない蝋燭が仕事をしてゐる内に光が弱り...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...やっぱし、私あ、これまで焼餅やいていたんだね、だけんど、ああして乞食みてえになって、弱り込んで、泣いてお礼を言っている人を見ると、まるでへえ、あどけないと言うかなあ、なんか、子供みてえに良い人だもん、憎らしがってなぞおれはせん...
三好十郎 「樹氷」
...それほど弱り果てたように沈んでいる...
三好十郎 「肌の匂い」
...弱りはてた渡り鳥たちの...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...これには弱りぬいた...
吉川英治 「神州天馬侠」
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