...はしる馬の如き出京の志し弱き手綱に繋ぐべきにあらず...
饗庭篁村 「良夜」
...「弱きものよ汝の名は女なり」! 常子も恐らくはこの例に洩(も)れず...
芥川龍之介 「馬の脚」
...世にも弱き夫が渾身の愛情を捧げて妻が一顧の哀憐を買はむとするの圖は正に之である...
石川啄木 「雲は天才である」
...まるで半分くさった日かげの南瓜(かぼちゃ)のように貧弱きわまるものであることに恥じ...
海野十三 「海底都市」
...さらでだに足弱き翠葉...
大町桂月 「冬の榛名山」
...」此(かく)の如く歌麿の錦絵に現れたる光沢なき弱き色調はゴンクウルの賞讃措(お)く能はざる所にして彼は篇中到(いた)る処(ところ)語を変へ辞を重ねてその説明に倦(う)まざりき...
永井荷風 「江戸芸術論」
...私どもはむしろその弱き人間性よりいずる不精と怠惰と欲情と利己心と世間的体面に災いせられて...
永井隆 「ロザリオの鎖」
......
中島敦 「和歌でない歌」
...すさまじい咆哮(ほうこう)となって弱き夫の上に炸裂したのである...
中島敦 「南島譚」
...弱き心のをしきらんに難く...
樋口一葉 「琴の音」
...友朋輩は變屈者の意地わると目ざせども自ら沈み居る心の底の弱き事...
樋口一葉 「たけくらべ」
...弱き涙といふが如き句でさへその通りであつて...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...あるいは弱きお姫様あり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...弱き説を唱うるものなきにあらず...
福沢諭吉 「学校の説」
......
宮沢賢治 「饗宴」
...弱き身には舟の櫂(かじ)取ることもかなはず...
森鴎外 「うたかたの記」
...寝汗の香(か)……哀れなる弱き子の歯ぎしり……青き蚊帳(かや)は蛙(かへる)の喉(のど)の如(ごと)くに膨(ふく)れ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...晦(くら)きを攻め、弱きを併せ、乱るるは鎮め、逆は取って順に従わす、これ兵家の任です...
吉川英治 「三国志」
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