...これを称して弭兵(びへい)という...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...弭兵とは兵を弭(や)めるという事だが...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...弓を弭(はづ)し...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...黄帝之時有二蚩尤一兄弟八十一人、並獣身人語、銅頭鉄額、威振二天下一、天遣二玄女一授二黄帝兵信神符一制二蚩尤一、帝因使レ之主レ兵、以制二一八方蚩尤没後、天下復擾乱、黄帝遂書二蚩尤形像一以威二天下一、天下咸謂蚩尤不レ死、八方万邦、皆為弭服、東海中有二流波山一、入レ海七千里、其上有レ獣、状レ如牛、蒼身而無レ角、一足入レ水則風雨、其光如二日月一、其声如レ雷、其名曰レ変黄帝得レ之、以二其皮一為皷、※以二雷獣之骨一声五百里、以威二天下一、希臘神話に、怪物メドゥーザあり、相貌醜怪見るもの畏れて石に化す...
高木敏雄 「比較神話学」
...偃武弭兵之功...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...弓弭(ゆはず)の清水(しみず)を掬(むす)んで...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...弓弭(ゆはづ)の清水(しみづ)を掬(むす)んで...
徳冨蘆花 「熊の足跡」
......
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...六所さまの御物の金銅弭黄黒斑漆(きんどうやはずきくろまだらうるし)の梓弓(あずさゆみ)を持ってお伴しているはずでございます」「猫眼が梓弓を……」と...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...人勇ある者動かざれば虎止って坐り逡巡(ためらい)耳を弭(た)れて去ると...
南方熊楠 「十二支考」
...と甲斐は末弭(うらはず)を少しあげながら思った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...弭(つのゆみ)――または李満弓(りまんきゅう)ともいう半弓型のものである...
吉川英治 「三国志」
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