...秋立つ夜の月(七日の下弦)もよかつた...
種田山頭火 「行乞記」
...その弦の中央に當りたらんとも覺しきあたり...
田山花袋 「秋の岐蘇路」
...一方ではまた低音の弦楽器の音などがよほど正常の音色を出す事を知った...
寺田寅彦 「蓄音機」
...大和風爐――詰り長火鉢の傍でいつも弦斎ものを読んでゐた...
徳田秋聲 「佗しい放浪の旅」
...彼の桟敷の方へ管弦楽席や平場から幾つかの視線が向けられたので...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ビクターにアルバート・コーツがフィルハーモニック合唱団とロンドン交響管弦団を指揮した名盤がある...
野村胡堂 「楽聖物語」
...美しい弦楽四重奏曲を続けざまに発表した...
野村胡堂 「楽聖物語」
...ほかに日本ポリドールが数年前名曲鑑賞会からアマール・ヒンデミット四重奏団の演奏した「弦楽四重奏曲第二番」を頒布(はんぷ)したことがある(ポリドール四五一五七―六〇)...
野村胡堂 「楽聖物語」
...弦之丞その人すらも知らないこと――...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...拙者は法月弦之丞(のりづきげんのじょう)と申す者――」「待たっしゃい...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...いうまでもなく法月弦之丞(のりづきげんのじょう)...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...弦之丞殿と万吉は...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...危機は間髪(かんはつ)!弦之丞の致命をつかみかけている危機は...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...弦之丞のうしろに立っていた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...周馬が入念に描(か)いた弦之丞とお綱の人相書で...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...弦之丞とお綱の奴は...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...弦之丞が短銃の一弾に仆れたのを見たお綱が...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...法月弦之丞(のりづきげんのじょう)というものが近頃まいっておる...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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