...彼は弥次馬根性で、いつも冗談を言って周りを楽しませる...
...彼女は弥次馬根性で、自分の失敗を自虐的に笑い飛ばす...
...最近は職場でも弥次馬根性が求められるようになってきた...
...彼は講義中に弥次馬根性で皆を笑わせるが、そろそろ手を抜いてほしい...
...彼の弥次馬根性が災いし、上司から注意を受けた...
...火事を見にゆく弥次馬の心もち――丁度...
芥川龍之介 「猿」
...まだ弥次馬(やじうま)が集まって来ない...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...通りがかりの弥次馬で...
江戸川乱歩 「D坂の殺人事件」
...見物の弥次馬どもも承知した...
大杉栄 「獄中記」
...全く見知り合いのない弥次馬風の人間も多い...
戸坂潤 「社会時評」
...案山子(かがし)めが!」四 その有用な点パリーは弥次馬(やじうま)に初まり...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ついて走って来た弥次馬とは...
直木三十五 「南国太平記」
...「それ狂犬だア、逃げろ!」追いかけたのとは反対の側から、また数十人、同じく役人、岡引(おかっぴき)、番太、破落戸、弥次馬の一連...
中里介山 「大菩薩峠」
...「無茶なことをする奴だ」さすがの弥次馬(やじうま)も舌を振(ふる)ってしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...多数の弥次馬がそれを遠巻きにして...
中里介山 「大菩薩峠」
...その時、外で弥次馬が、「お安くねえぞ、御両人……」その声を聞くと米友が真赤になって、地団駄を踏みました...
中里介山 「大菩薩峠」
...五人はわいわいいう弥次馬をおしわけながら街路へでた...
久生十蘭 「金狼」
...其処彼処の弥次馬連ワイワイ...
山中貞雄 「中村仲蔵」
...わっと、弥次馬は、埃(ほこ)りをあげる...
吉川英治 「私本太平記」
...退けっ」火事を見に走る弥次馬だの...
吉川英治 「親鸞」
...一人の弥次馬が、暴行に率先して、悪戯(あくぎ)の範を垂れると、火がつくように浮かされている人間の渦が、いちどに、「わあっ」と、喝采をあげて、「外道(げどう)めっ――」とまた、石を抛(ほう)り投げた...
吉川英治 「親鸞」
...ゾロゾロとついてくる弥次馬を追ッ払って...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...弥次馬はここへたかって来る...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索