...結婚式の引出物に、精巧な玉手箱をもらった...
...結婚式の引出物に「招福のうちわ」を贈るのが流行っています...
...「結婚式の引出物に縁起絵を贈ることもあります」...
...大饗(おほみうけ)の引出物に白馬(あをうま)ばかりを三十頭...
芥川龍之介 「地獄変」
...かねて今夜の引出物(ひきでもの)に用意しておいた箏(そう)のことを持って来させたり...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...これを引出物に差上げます...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...もっと立派な引出物をせい...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...二人が、引出物の刀と、脇差とを持って廊下へ出ると、もう、黄昏になっていた...
直木三十五 「南国太平記」
...丁寧にもてなし様々の引出物を与えることにした...
中里介山 「法然行伝」
...銀の皿小鉢を引出物に添える」「もう沢山じゃ」とウィリアムが笑いながら云う...
夏目漱石 「幻影の盾」
...それを引出物に渡される筈だつたさうぢやないか」「へエ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...聟引出物として舅や...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...降伏の引出物に、敵将の妻を一夜貸せなどと、見下げ果てた犬侍だ...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...その引出物に金吾の家があんまりひでえから...
三好十郎 「樹氷」
...その時の引出物(ひきでもの)に...
柳田国男 「海上の道」
...または意外な引出物を贈ることを言明して...
柳田国男 「木綿以前の事」
...これは殿様からの引出物です」家紋を打った紙に包まれた包が二つ...
山本周五郎 「雨あがる」
...しかもこの橘の一枝を引出物に女院なり...
吉川英治 「折々の記」
...その婚姻の引出物に...
吉川英治 「三国志」
...その引出物に進上したいものがある...
吉川英治 「私本太平記」
...天狗の仲間入りする引出物に――また...
吉川英治 「源頼朝」
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