...「……引上げたまえと約束し...
泉鏡花 「歌行燈」
...早くこの地下室を引上げなければならないと思っていたのであるが...
海野十三 「火星兵団」
...この重い石をどうしても引上げられないから...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...二人は意気揚々(いきようよう)と本庁へ引上げていったことだろう...
海野十三 「疑問の金塊」
...引上げられたのは何者であったか...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...約五割ほどの引上げをした程度に止まるのであったから...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...紀州のお里の方はやがてみんなお国の方へ引上げておしまいになった...
橘外男 「逗子物語」
...容易に引上げなかつた人達もさすがに疲労し...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...ぐいぐい引上げるようであった...
直木三十五 「南国太平記」
...その子鯨だけを大切な獲物(えもの)にして引上げる...
中里介山 「大菩薩峠」
...最初に計画を立てた明るい広間の中に乱軍が引上げて見ると...
中里介山 「大菩薩峠」
...綱を引上げてから...
野村胡堂 「九つの鍵」
...濱邊に引上げてあるウツロ舟を見たり...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...共々に東京へ引上げた...
牧野信一 「交遊記」
...叡山(えいざん)の和議を容(い)れて総引上げとなるとすぐ正月であった...
吉川英治 「新書太閤記」
...彼がその帽子の価格を引上げない限り...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...労働者を以前と同一の境遇に置かんがために吾々は労働の価格を引上げる...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...公債の価格を引上げ...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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