...葉子は今までの引き続きでまた瞑想的(めいそうてき)な気分に引き入れられていた...
有島武郎 「或る女」
...これより引き続き種々の物品が飛び出し...
井上円了 「おばけの正体」
...引き続きて文部大臣より過分の賛辞を賜るの栄を得...
井上円了 「おばけの正体」
...それから引き続きに九月まで休むと云うことになっていた...
谷崎潤一郎 「細雪」
...引き続き僕の所で治療を加えても差支えない...
谷崎潤一郎 「細雪」
...引き続き豫防拘禁されるかも知れない...
戸坂潤 「社会時評」
...又引き続き国体明徴に資する研究にも...
戸坂潤 「一九三七年を送る日本」
...敵はさらに引き続きこの爆弾を落とすであろう...
永井隆 「長崎の鐘」
...此度はもう引き続き身体が悪いので危険なことを冒すことは出来ぬ...
長塚節 「隣室の客」
...引き続き国事に奔走(ほんそう)したが...
新渡戸稲造 「自警録」
...時としては朝食からして引き続き酒宴に移ることもある...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...しかし容態は引き続き看護を必要としており...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...残りの全ては引き続き以前と同様である...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...低気圧の強大な西風をしっかり見張らないと」引き続き二時間...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「四日白魔」
...さてこの合祀に引き続き...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...宮は引き続き誠意を書き送っておいでになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...日露戦争後は引き続き日本政府の信任を受けまして米国に入り...
夢野久作 「暗黒公使」
...引き続き天然色浮出し映画について「御座います」抜きで説明する段取りとなる...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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