...誰しもこんな割のわるい役目を引き受ける者はない...
犬養健 「“指揮権発動”を書かざるの記」
...別にないぢやないか? きのふ云うたことだけは僕が引き受けるから...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...つまり人殺しを引き受ける会社という意味ですか」良斎はあきれた顔で聞き返した...
江戸川乱歩 「影男」
...控訴を引き受けるまでのことだ...
薄田泣菫 「茶話」
...自分も力を合せてすぐ大使館の方へ折衝して太子の身分を英国人であるキャゼリン嬢が引き受けるような方法にでもして...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...もう跡を引き受ける人も極まり...
谷崎潤一郎 「細雪」
...老夫人の看護は五子夫人が引き受ける...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...四十万人の手で五千か所の火事を引き受けることになる...
寺田寅彦 「からすうりの花と蛾」
...少なくとも払込金額の六分に届くだけの配当保証を十五年間でも二十五年間でも引き受ける...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...マルファ・イグナーチエヴナがその世話を引き受けることになったが...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...私が引き受けるわ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...教会の行事のときに人の目につく役を引き受けるでもなし...
永井隆 「この子を残して」
...お秀という相手を引き受ける前の津田と...
夏目漱石 「明暗」
...まるでただみたいな値段で仕事を引き受けるかと思えば...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...そんなに長くはこの世においでになられないお体(からだ)です……わたくしはあなたの罪を自分のたましいに引き受ける覚悟でおります...
プーシキン Alexander S Pushkin 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...外交上の面倒は引き受ける...
夢野久作 「暗黒公使」
...いくらでも波の寄せて来るのを引き受けるとやうに巌として構へてゐる...
吉江喬松 「伊良湖の旅」
...わしが引き受けるには条件がある...
吉川英治 「宮本武蔵」
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