...ヤツとの事で兎に角幕は引き付けられた...
江見水蔭 「硯友社と文士劇」
...一つの寶石が他の寶石を引き付けたと一般に言はれたものであつた...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「帽子箱の話」
...やり手婆あが俺たちを「引き付け」に導いた...
高見順 「いやな感じ」
...洪水の害を鑛毒へ引き付けるのだなど言ひ譯する...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...若くは其の人に首領的器局があつて何となく群衆を引き付ける所があるので...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...その後いくらか俳句を面白く感じて來た時に先生の「歌よみに與ふる書」が出たのでもう十分にこの方に引き付けられてとう/\歌で教を受けるやうになつた...
長塚節 「竹の里人〔一〕」
...自然に引き付けられたれば咎(とが)も恐れず...
夏目漱石 「薤露行」
...私は自分の前に現われた女のために引き付けられる代りに...
夏目漱石 「こころ」
...道々私の眼を引き付けた...
夏目漱石 「こころ」
...鳳は人を引き付ける霊鳥で東西共にいる...
新渡戸稲造 「イエスキリストの友誼」
...娘々したあどけなさが妙に人を引き付けます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...何でも陰具に引き付け説く癖がある...
南方熊楠 「十二支考」
...どうしてもあの女を側に引き付けて置かなくてはならないと思うより外...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...こうして若い人ばかりの注意を引き付けようとする外に...
柳田国男 「雪国の春」
...風景の大小男鹿に若い旅人の興味を引き付けることは...
柳田国男 「雪国の春」
...作者の力に引き付けられて次から次に読みは読みながら...
夢野久作 「江戸川乱歩氏に対する私の感想」
...引き付けられるものである...
夢野久作 「暗黒公使」
...云い寄る男に心は引き付けられながら...
夢野久作 「鼻の表現」
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