例文・使い方一覧でみる「引きて」の意味
スポンサーリンク...さて我手を引きて進み入りぬ... 
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...即ちそと引きて合せたるに...
石井研堂 「大利根の大物釣」
...寺内陸相は滿洲駐屯軍を二ヶ師團のみに止めたる實例を引きて帝國の軍備が財政を眼中に置かずとの非難は無存なりと論じ...
石川啄木 「雲間寸觀」
...柱と柱との間に繩を引きて...
大町桂月 「房州紀行」
...其時智あるオヂュシュウス彼女を引きて祭壇に 440進め...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...』しかく宣んして兵車より神女手づからステネロス 835引きて大地に降らしむ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...そこに殘るを欲するや？ 410あるひは我に勝てる後引きて都城に歸らんや？』ユウメーデース生める息...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...彼の威喝に欺かれ恐れて引きて可ならむや！』しかく陳じて統率の將に猛威をふき込めば...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...宋本御覽は三國志を引きて住七八十年を靈帝光和中に作れり...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...此（かく）の如き手摺（てずり）の法は進んで享保に至り漆絵（うるしえ）と呼びて黒色の上に強き礬水（どうさ）を引きて光沢を出し更に金泥（きんでい）を塗りて華美を添ふるに至りしが...
永井荷風 「江戸芸術論」
...今その特徴を説明せんがため道灌山（どうかんやま）の一図を引きて例とせんか...
永井荷風 「江戸芸術論」
...かくて投げ出したる縄を各一本づつ引きてそのうち胴ふぐりを引きあてたる者がその場の賭物を取る...
正岡子規 「墨汁一滴」
...（五月四日）岩手の孝子（こうし）何がし母を車に載せ自ら引きて二百里の道を東京まで上り東京見物を母にさせけるとなん...
正岡子規 「墨汁一滴」
...正月上子の日に出でて小松を引きて帰る事あり...
南方熊楠 「十二支考」
...3895怪しげなる帯を引きて...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...12110我等を引きて往かしむ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...上下にすじがね引きて...
森鴎外 「みちの記」
...六美女の手を引きて...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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