...彼が弓箭を帯して禁闕を守るや...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...涅槃(ねはん)経に「善男子正法を護持せん者は五戒を受けず威儀を修せずして刀剣弓箭鉾槊(きゅうせんぼうさく)を持すべし」「五戒を受持せん者あらば名づけて大乗の人となすことを得ず...
石原莞爾 「最終戦争論」
...2 「善男子正法を護持せん者は五戒を受けず威儀を修せずして刀剣弓箭鉾槊(きゅうせんぼうさく)を持すべし...
石原莞爾 「戦争史大観」
...弓箭甲冑の故實(こじつ)...
高山樗牛 「瀧口入道」
...弓箭達者の勇士たちは...
太宰治 「右大臣実朝」
...「寺家之歎何事過レ之候哉人守二忍辱之地一無二弓箭一之間十津川之住人知二如レ此子細一動及二狼藉一候者也」とも云っている...
谷崎潤一郎 「覚海上人天狗になる事」
...弓箭の家に生れたものが仮令(たとい)軍陣に戦い...
中里介山 「法然行伝」
...弓箭もち日にけに行けど...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...弓箭の任に堪へざるを以て...
原勝郎 「日本史上の奧州」
...御弓箭(おゆみや)...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...弓箭槍刀(きゅうせんそうとう)を取って戦うことは知っているけれども...
穂積陳重 「法窓夜話」
...弓太郎と念者弓箭(ゆみや)は農民の間では早くから...
柳田国男 「こども風土記」
...それと殺伐たる陣場弓箭の沙汰とは...
柳田国男 「年中行事覚書」
...そのほか数千の弓箭(きゅうせん)が...
吉川英治 「私本太平記」
...公卿すらも弓箭(きゅうせん)を取って陣頭に出ていたのだった...
吉川英治 「私本太平記」
...弓箭(ゆみや)のなかに運命の風雲を捲き起そうと――かねてから結びあっている家党の輩(ともがら)なのである...
吉川英治 「新書太閤記」
...精鋭な禁軍の弓箭(きゅうせん)陣が矢の疾風(はやて)を射浴びせてくる...
吉川英治 「新・水滸伝」
...弓箭(きゅうせん)を...
吉川英治 「親鸞」
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