...ぢつと弓杖(ゆんづゑ)をつきながら...
芥川龍之介 「老いたる素戔嗚尊」
...素戔嗚は弓杖(ゆんづゑ)をついたなり...
芥川龍之介 「老いたる素戔嗚尊」
...胡(やなぐい)を背に弓杖(ゆんづえ)をつきながら...
芥川龍之介 「偸盗」
...弓杖(ゆんづえ)をついたまま...
芥川龍之介 「偸盗」
...と弓杖(ゆんづえ)をついた処は可(よ)かったが...
泉鏡花 「海の使者」
......
伊良子清白 「孔雀船」
...そのときとのさまが門のほとりに弓杖をついておたちなされ...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...自分は弓杖(ゆんづえ)を突いて……というのも凄(すさ)まじいがいわゆる弓杖を突いて...
矢崎嵯峨の舎 「初恋」
...弓杖(ゆんづえ)ついて崩(くず)れた角髪(みずら)をかき上げながら...
横光利一 「日輪」
...勝負(しょうぶ)の壇(だん)正成は弓杖をつき...
吉川英治 「私本太平記」
...けれどその彼自身、弓杖ついて、痛む歩行をこらえてゆく姿であった...
吉川英治 「私本太平記」
...弓杖(ゆんづえ)ついて...
吉川英治 「私本太平記」
...弓杖(ゆんづえ)にして行かれるといい」と...
吉川英治 「私本太平記」
...弓杖を持つといくぶん姿勢を直してほっと先頭で一ト息していた...
吉川英治 「私本太平記」
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