...シーツの上の蚤をさがすようなあんばい式にキョロキョロ眺めると...
石川欣一 「山を思う」
...エラがり屋で百姓よりも町人よりも武家格式の長袖を志ざし...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...彼女らに彼女らの社会の採用した新しい政治様式の哲理を根本的に知らせるためだったのです...
谷譲次 「踊る地平線」
...「先験的(先天的)図式である...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...物質に於ては内容から形式が生れるのであって...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...黒板の上にええ おお にに はは とと ……おお ええ はは ……というような式が書かれる...
中谷宇吉郎 「八月三日の夢」
...形式的な純美に導き...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...墓地などの形式を気にかけたのはおかしいが...
長谷川時雨 「松井須磨子」
...式をあげることに...
火野葦平 「花と龍」
...撒いたッ」必要な格式は済んだのだ...
本庄陸男 「石狩川」
...そこで私は雑誌連載という形式を選んでみたのである...
三木清 「自己を中心に」
...皆形式的ではなくたびたびの使いをおつかわしになるのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...祭や式の日でなくとも...
柳田国男 「木綿以前の事」
...こうした純芸術家肌の能静氏の処へ今を時めく宰相公のお納戸組馬廻りの格式を持った翁が恭(うやうや)しく訪問した情景は正に劇的……小説的なものであったろう...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...疾風迅雷式に猛烈な消毒...
夢野久作 「無系統虎列剌」
...宮中の授賞式に臨んで章を受く...
吉川英治 「年譜」
...横浜港外で凱旋観艦式が行われたとあるから...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...結婚式は明日になるだろう...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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