...さっき調べた旧式の制御台のところへ...
海野十三 「超人間X号」
...バヴアリア兵は独逸式の軍服と軍帽とを持つて出て来た...
薄田泣菫 「茶話」
...ひさしを借りて母屋をとる式の卑劣な方法でもって)どだい...
太宰治 「如是我聞」
...入り口を有する廻廊式のものもあり...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...ライプニツはこの代数式記号を更に一般の哲学的乃至論理的言葉乃至文章に取り入れることによって...
戸坂潤 「思想としての文学」
...内容に対比してそれの表現形式としての文章が比較的ムツかしい場合に限る...
戸坂潤 「思想としての文学」
...手指は鵞王手とて蹼やうのものあること此の式の特色なりといへり...
内藤湖南 「寧樂」
...肖像畫は益形式に流れ...
内藤湖南 「日本の肖像畫と鎌倉時代」
...葬式(さうしき)を濟(す)ました上(うへ)...
夏目漱石 「門」
...人間本来の真情は生命なき形式のもとに押し込められている上流貴族の家庭において...
長谷川時雨 「芳川鎌子」
...それというのも我が国の、いやひとり我が国のみならず、全世界の裁判制度なるものが、形式万能主義で、今村のような世にも珍らしい被告の心理に彩られた複雑な事件をさばくようにはできていないからである...
平林初之輔 「犠牲者」
...挙式はあり得ません...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...兵隊としてはじめて洋式調練を授けてくれた人であり...
本庄陸男 「石狩川」
...適尽諸級法と称する算法について方程式の諸項の極大極小を決定しようというのも同じく誤っているが...
三上義夫 「和算の社会的・芸術的特性について」
...あまりに少い形式を含んでゐる...
三木清 「ゲーテに於ける自然と歴史」
...式の日の定まつた食物も是でこしらへたことは(風俗畫報二二五號)...
柳田國男 「食料名彙」
...実際この櫛(くし)の歯(は)式の竹の稲扱が出て来て...
柳田国男 「木綿以前の事」
...デモクラ式男女関係を作る事が...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
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