...私の提出した新形式の心理的内容と律法的堅実を疑ふ人があるかも知れない...
エレン・ケイ 伊藤野枝訳 「恋愛と道徳」
...ルパン式盗難その朝...
海野十三 「すり替え怪画」
...羅馬人は建築様式として穹窿形を最も好んでいるということを...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...考えの式を組み立てるための記号をもたないと思われるからである...
寺田寅彦 「数学と語学」
...吾々は形式的なものを用心しなければならないのである...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...二階から眼薬式の形態を脱却して...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...内容に対比してそれの表現形式としての文章が比較的ムツかしい場合に限る...
戸坂潤 「思想としての文学」
...」言葉は公式だが...
豊島与志雄 「女客一週間」
...その性格が標準の形式をもってその視覚を規定する以上...
中井正一 「物理的集団的性格」
...為永(ためなが)式の痴呆じみた美人相ではなく...
久生十蘭 「湖畔」
...正整静淑が美人の容貌の様式なのである...
堀口九萬一 「東西ほくろ考」
...切符売場式の店の窓口からボンヤリ戸外の雑沓(ざっとう)を眺めているのが常です...
牧逸馬 「女肉を料理する男」
...形式主義は主観主義である...
三木清 「哲学入門」
...そのものとして一種の形式論理になってもゆくということ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それを両手に持って嫁に手渡しするのが方式だったという...
柳田国男 「木綿以前の事」
...一つ正式の召喚状を出してもらいましょうかね...
夢野久作 「爆弾太平記」
...容易にゆるされない格式のものだ」「然り...
吉川英治 「親鸞」
...当人もそれを自慢してぼくに逐一の身の上やら表彰式で撮って貰ったという写真を見せたりしたことがある...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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