...夜になると盛んに遊弋(ゆうよく)をやって賑(にぎ)やかでいい...
有島武郎 「星座」
...楕円を描いて游弋(ゆうよく)し跳梁を恣(ほしいまま)にしていたのであった...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...一艦隊は地中海を游弋(ゆうよく)していた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...一室の畳の上に游弋(ゆうよく)している...
中里介山 「大菩薩峠」
...誰憚(はばか)らず遊弋(ゆうよく)することができる...
中里介山 「大菩薩峠」
...世界の太平洋中に約一カ月を遊弋(ゆうよく)したものですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...一発は鯨の群の遊弋(ゆうよく)に向って試みてみました...
中里介山 「大菩薩峠」
...羽毛のほの白い色をうきあげながらゆるゆると遊弋していた...
久生十蘭 「泡沫の記」
...一艘のボートが湖上を漕弋(そうよく)して来た...
久生十蘭 「湖畔」
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福澤諭吉 「福翁自伝」
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福澤諭吉 「福翁自伝」
...この付近の大通りや横町を遊弋(ゆうよく)して...
牧逸馬 「女肉を料理する男」
...延べ航程一万五千海里も附近一帯の海上を遊弋(ゆうよく)させてワラタ号の破片でもと探し求めたが...
牧逸馬 「沈黙の水平線」
...筆者の鼻の先を遊弋(ゆうよく)する...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...池の緋鯉(ひごい)の游弋(ゆうよく)に...
吉川英治 「江戸三国志」
...旗のぼりを翻(ひるがえ)して遊弋(ゆうよく)している七百余艘の兵船は...
吉川英治 「黒田如水」
...遊弋(ゆうよく)していた...
吉川英治 「新書太閤記」
...駿河沖あたりに遊弋(ゆうよく)しはじめ...
吉川英治 「新書太閤記」
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