...ある場合に権謀術数を弄(もてあそ)ぶものがあれば...
大隈重信 「東亜の平和を論ず」
...「せんには履を弄るとすぐ来たから...
田中貢太郎 「蓮香」
...相変らずわたしを弄(もてあそ)んでいた...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...」また詰襟の釦を弄くりながらH君はゴンチヤロフの「日本渡航記」とか「日本艦船史」とか「川路日記」とかをあげた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...自分の空想で意地悪く自分を嘲弄し...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...今それを引き出して玩弄(おもちゃ)にするのだ」主膳は...
中里介山 「大菩薩峠」
...道庵はみすみす弄(なぶ)り殺しになってしまう...
中里介山 「大菩薩峠」
...ことさらに奇を弄(ろう)するという次第ではありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...笹(さゝ)つ葉(ぱ)の枝(えだ)にくつゝいてた處(ところ)から出(で)たんだ」與吉(よきち)は蟷螂(かまきり)を弄(いぢ)りながらいつた...
長塚節 「土」
...愚弄さへされたのであつた...
中原中也 「デボルド―※[#濁点付き片仮名ワ、1-7-82]ルモオル」
...未来の国民がなんのかのと白銅一個にさえ換算の出来ぬ不生産的な言説を弄(ろう)するものに存在の権利のあろうはずがない...
夏目漱石 「野分」
...「御爺(おぢい)さんは矢(や)つ張(ぱ)り植木(うゑき)を弄(いぢ)つてゐるかい」「段々(だん/\)寒(さむ)くなつたから...
夏目漱石 「門」
...或る時は花合せとかいうものを手中に弄(ろう)して...
二葉亭四迷 「浮雲」
...――或は彼を生んだ聖靈はおのづから彼を飜弄し出した...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...多少嘲弄的な客観性をもって...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「なぐり合い」
...飢餓について空論を弄することだってあるのです...
三好十郎 「抵抗のよりどころ」
...嘲弄する...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...人氣に弄ばれてゐる人々の浮沈は...
吉川英治 「折々の記」
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