...弁説をする機会があった...
...彼の弁説はとても説得力があった...
...弁護士は弁説のプロだ...
...今後の弁説に期待したい...
...弁説が上手な政治家は支持を集めやすい...
...「乾坤弁説(けんこんべんせつ)」の翻訳さへ出した向井霊蘭(むかゐれいらん)を父に持ち...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...第一第二の別はたゞ我が弁説の上に煩なきの故を以てしか称呼したるのみ...
石川啄木 「閑天地」
...ちんぷんかんな寝言とくだらん弁説だよ! お坊さんがたはお好きなことを言っていなされ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...平々洒々としてまくし立てる弁説の程に...
中里介山 「大菩薩峠」
...議員を選ぶには、もっとも注意しなければならず、ただたんに、弁説者、弁護士、演説家のごときものが議員となったときは、国事をあやまるものである...
蜷川新 「天皇」
...余程弁説の悪達者や嫉妬深さなどがなくなつたのに...
牧野信一 「茜蜻蛉」
...エエリヒ・シュミットの文才や弁説も度々褒(ほ)めてあったが...
森鴎外 「かのように」
...才智や弁説で口説くより...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...例えば健康、鉄石心、名誉心、自信、自己貫徹、優越心などがいわれるが、これらはマキアヴェリのヴィルチュをいろいろにいっただけであるし、説得力、弁説の才能、知能などがいわれるのも、前にいった狡智(こうち)、機略、聰明(そうめい)の資質に含めてよかろう...
矢部貞治 「政治学入門」
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