...関西弁で「弁口(べんこう)」は「口数が多いこと」を意味する...
...「弁口(べんこう)」は管やホースの口部分を指す用語として技術分野で使われる...
...「弁口(べんこう)」とは、機械や装置の中にある弁の開閉口のことを指す...
...「弁口(べんこう)」は、水利やダム工学分野で、洪水を防ぐための流路上に設ける水門のことを意味する...
...「弁口(べんこう)」とは、口腔が部位が障害を起こした時に行われる、言語能力の矯正・治療方法を指す...
...彼が巧みに虚偽と真実とを織り交ぜた弁口を振って桔梗の方に取り入ったいきさつなども...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...才は働くし、弁口もあるし、附いていれば、まさかのめって死ぬようなこともあるまいけれど、何だか不安でならなかった...
徳田秋声 「新世帯」
...やっぱり相当の興味と緊張とをもって森本の弁口(べんこう)を迎えるのが例であった...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...こんな手合(てあい)を弁口(べんこう)で屈伏(くっぷく)させる手際はなし...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...すぐその弁口に思い到(いた)った位...
夏目漱石 「道草」
...弁口が上手で愛嬌のある...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...世の中には弁口(べんこう)と男前で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...弁口と男前が癪(しゃく)だよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...弁口(べん)も爽かで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...などと弁口めかした詮議だてをしている...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...その凄まじい弁口の勢いに辟易しながら...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...普留那(ふるな)の弁口を揮(ふる)うて...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...この賃仕事は弁口のうまく立たない二人の女にとって何か恐ろしい仕事であった...
「小祝の一家」
...徒二 弁口無用っ! 敢行っ!(六人が結束して...
三好十郎 「斬られの仙太」
...逃げろ!井上 弁口無用っ! 仙太...
三好十郎 「斬られの仙太」
...徒二 弁口無用つ! 敢行つ!六人が結束して...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...逃げろ!井上 弁口無用っ! 仙太...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...弁口(べんこう)をもって...
吉川英治 「新書太閤記」
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