...出ない間ボンヤリして機械の廻る音を聞いてゐますと気が遠くなつてしまひます...
伊藤野枝 「編輯室より(一九一三年七月号)」
...麓を廻る森林も、ただ帯のように眺められた...
高浜虚子 「富士登山」
...ほうぼうの酒場にたいへんな借金までこさえて飲んで廻るよりは...
太宰治 「女神」
...ーシャが見合いをして廻る...
チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「女房ども」
...補綴科へ廻る...
外村繁 「澪標」
...座敷で見ればすぐ崖の上だが、表から廻ると、通りを半町ばかり来て、坂を上(のぼ)って、また半町ほど逆に戻らなければ、坂井の門前へは出られなかった...
夏目漱石 「門」
...庭へ出て裏口へ廻ると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...徐(しず)かに歩き廻る)カスバは最後まで見たのであろうか?デュアック 最後も見ました...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「ウスナの家」
...炎々たる火焔にのた打ち廻る願人坊主を...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...蚊帳が吊ってあって何だか分らないから裏手のほうへ廻るうちに」といわしめている用意に思い当るのである...
正岡容 「我が圓朝研究」
...天保調はのろまが袴(はかま)を横に穿(うが)ちて祭礼の銭(ぜに)集めに廻るが如し...
正岡子規 「俳諧大要」
...)少しの岩岬をまた廻る(此岬岩の組上なり...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...弓勢(ゆんぜい)人に勝(すぐ)れて臂(ひじ)背中(はいちゅう)に廻る...
南方熊楠 「十二支考」
...私が気をもんで動き廻るという有様でした...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...良人(やど)なんぞは年始廻りがイヤだと申して近県旅行に伊豆辺(あたり)まで出かけました」客「僕も勉強して年始に廻る訳(わけ)でありません...
村井弦斎 「食道楽」
...四方の観棚(ロオジユ)の卓を離れて出る一双宛(づゝ)の人間が入(いり)乱れ乍(なが)ら素晴しい速度で目も彩(あや)に踊つて廻るのは...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...掛矢を振(ふる)って撲(なぐ)り廻ると...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...部分部分に分れてぐるぐる廻る...
吉川英治 「梅※[#「風にょう+思」、第4水準2-92-36]の杖」
便利!手書き漢字入力検索
