...自分の右手に當る角に建つてゐる...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...・春寒い鼠のいたづらのあと・春がしける日のなにもかも雑炊にしてすする・たたきだされて雨はれる百合の芽である・春時化のせせらぎがきこえだした・林も水があふれる木の芽土のしじまの芽ぶいてきた雑草草萠えるあちらからくる女がめくら籠りをれば風音の煤がふる暮れるまへの藪風の水仙の白さどこかで家が建つだいぶ日が長うなつた・やつと山の端の三日月さん追加一句春時化(シケ)...
種田山頭火 「其中日記」
...……・芽麦あたゝかなここにも家が建つ・麦田うつ背の子が泣けば泣くままに暮れてひつそり雪あかり月あかり・月がうらへかたむけば竹のかげ・雪ふる食べる物もらうてもどる農村風景の一つ・梅がさかりで入営旗へんぽんとしてひつそりとして悪友善友にわかれてひとり...
種田山頭火 「其中日記」
...目の前にかなり大きな離屋(はなれ)が建つて居ります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...川岸縁に建つた危なつかしい店で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...尤もその離屋は泉水の上に建つてゐるとは言つても...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...まだ建つたばかりの新しい長屋で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...なるほどこの寺内の真中にも小舎が建つて...
林芙美子 「瀑布」
...高台の上に建つこの大伽藍(だいがらん)は...
原民喜 「秋日記」
...宮殿はたった一週間で建つ...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...寺の焼跡にはバラツクの御堂が建つてゐた...
原民喜 「氷花」
...その蜜柑山に海を見る貸別荘が数棟建つてゐる...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...火葬場の横には茶碗や湯呑などと一緒に骨壺を焼く窯が建つてゐる...
北條民雄 「青春の天刑病者達」
...暗い色硝子のはまつた角の牛肉屋が取残された昔の物のやうに悲しくそこに建つてゐた」とある...
正岡容 「大正東京錦絵」
...裏の山をきりひらいて官舎が建つ由...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その頂上北鎌倉と鎌倉との分水嶺に建つてゐる小さい一軒屋...
三好達治 「オルゴール」
...普済寺が建つてゐる...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...どんどん建つにちがいない)(安土とちがい...
吉川英治 「新書太閤記」
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