例文・使い方一覧でみる「廷」の意味
スポンサーリンク...和譯１．獨逸宮廷の年代記で讀んだことだが... 
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...廷章はその大街を暫く往って右に折れ曲った...
田中貢太郎 「竇氏」
...彼自身と同類の連中が宮廷のモンセーニュールの前にうなだれたように...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...幕廷御悔悟御誠心発せられ...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...焦は朝廷の藏書を見た譯でもなし...
内藤湖南 「支那目録學」
...（中略）朝廷は、簡単な方式でもつて、人民を治めた...
蜷川新 「天皇」
...宮廷婦人たちがルッソーの『村の占卜者（うらないしゃ）』の影響を受けて貴族的牧歌趣味をひけらかしていた仲間に加わったりもしていたといわれる...
野上豊一郎 「パリの地下牢」
...さらにこれを宮廷に送り返さねばならない...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...廷丁は少しも動じないで言うのだった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...廷丁を追い払うことが彼には問題だった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...フランス一の華やかなルイ十四世代の宮廷生活を四半世紀のあいだパリからせっせと書き送った〈セヴィニェ夫人の手紙〉...
久生十蘭 「だいこん」
...誰も彼も狂気のようなこの法廷の中で...
牧逸馬 「アリゾナの女虎」
...故に本官は今日只今職権を以てこの手段をこの法廷に強いようとするものではない...
夢野久作 「霊感！」
...つねに朝廷の式微を嘆き...
吉川英治 「三国志」
...正しい一つの朝廷に帰一する」...
吉川英治 「私本太平記」
...その障壁画（しょうへきが）に筆をふるわれる第一のお方と選ばれたということが――流行（はや）らぬ土佐派（とさは）の宮廷画家などからは...
吉川英治 「新書太閤記」
...おまえはまた、羽鳥の叔父や貞盛などが、何かやり出して来やしないか――とそれを心配しているのだな」「折々、いやな噂も聞きますので」「聞けば聞き腹で、おれも時には、むかつくが、しかし、奴等が何を策動しようと、先頃の上洛により、おれは正しく、太政官の法廷で、訴訟に勝っているのだからな...
吉川英治 「平の将門」
...また一国の君主を裁く権限はこの法廷にはない...
和辻哲郎 「鎖国」
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