...「龍造寺氏」の本家は、宮崎県延岡市龍造寺にある「龍造寺家住宅」を代々守っています...
...十月卅一日曇后晴、行程四里、延岡町、山蔭屋(三〇・中上)風で晴れた、八時近くなつて出発、途中土々呂を行乞して三時過ぎには延岡着、郵便局へ駆けつけて留置郵便を受取る、二十通ばかりの手紙と端書、とり/″\にうれしいものばかりである(彼女からの小包も受取つた、さつそく袷に着換へる、人の心のあたゝかさが身にしみこむ)...
種田山頭火 「行乞記」
...少し都合があって――半分は当人の希望です」「どこへ行(ゆ)くんです」「日向(ひゅうが)の延岡(のべおか)で――土地が土地だから一級俸上(あが)って行く事になりました」「誰(だれ)か代りが来るんですか」「代りも大抵(たいてい)極まってるんです...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...日向の延岡とは何の事だ...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...延岡と云えば山の中も山の中も大変な山の中だ...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...古賀君は延岡へ行かれる...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...古賀君は延岡でただ今よりも栄進される...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...延岡は僻遠(へきえん)の地で...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...「美しい顔をして人を陥れるようなハイカラ野郎は延岡に居(お)らないから……と君は云ったろう」「うん」「ハイカラ野郎だけでは不足だよ」「じゃ何と云うんだ」「ハイカラ野郎の...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...何しろ中學卒業ではどうにもならん」延岡は段々醉つて來ると...
林芙美子 「就職」
...むづかしい話はよし給へ!」「あつはッはッ‥‥むづかしい話かねえ? これが‥‥」延岡はいかにも愉快さうに大笑しながら...
林芙美子 「就職」
...延岡のつき出してゐる手の箸を引つたくつて硝子戸へぴしやツと投げつけた...
林芙美子 「就職」
...延岡は敵ではなかつた...
林芙美子 「就職」
...「延岡! 貴樣歸れ!」と...
林芙美子 「就職」
...立ち上つた延岡は胸をはだけて...
林芙美子 「就職」
...そのまゝ延岡は庭の外へすたすたと跣足で出て行つてしまつた...
林芙美子 「就職」
...延岡は一度もふりかへりもしないで...
林芙美子 「就職」
...昔宮崎県の延岡に行ったとき...
柳田国男 「故郷七十年」
...さらばといふので舊藩主の城下たる延岡町の高等小學に進んだ...
若山牧水 「古い村」
便利!手書き漢字入力検索