...モロー彗星対策延寿相談所長は...
海野十三 「火星兵団」
...家元延寿太夫(えんじゆだいふ)が順三との幼馴染(おさななじみ)を懐(おも)ひ出して...
薄田泣菫 「茶話」
...――お母さんは延寿さんのところの名取(なとり)だったそうですがね...
高見順 「如何なる星の下に」
...風月堂にて偶然延寿太夫夫婦に逢ふ...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...門並に延寿の話(かた)るやかましさ (主水)(一九二六年十二月)...
羽志主水 「越後獅子」
...銀座裏の延寿春へ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ニットーレコードも、晩年は、タイヘイレコードと併合され、末路はかなくついえてしまったが、その頃関西から九州へかけての地盤はたいしたもので、今の山城少椽(当時古靭太夫)、観世左近、清元延寿太夫、吉住小三郎、関屋敏子、先代桂春團治、立花家花橘などがその代表的な専属芸術家で、かの「道頓堀行進曲」以来今日の流行歌や歌謡曲の前身をなすジャズ小唄なるものが台頭しだしてからは、故小花、それから美ち奴の両君もこの会社から華々しく打ってでたし、新人時代には、東海林太郎、松平晃、松島詩子君なども、この会社へみな吹き込んでいたものである...
正岡容 「わが寄席青春録」
...後漢王延寿王孫賦...
南方熊楠 「十二支考」
...それから築地の延寿春という北京料理でお客しました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...延寿王院(神宮寺といふ)に入りて菅公真蹟を拝観す...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...今の延寿太夫は五代目である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...家元仲間の三世清元延寿太夫等と同じく...
森鴎外 「細木香以」
...是が四世清元延寿太夫である...
森鴎外 「細木香以」
...延寿国資の銘刀と...
夢野久作 「名君忠之」
...その文句も父(とと)様母(かか)様が言い聞かせたか」延寿国資を静かに傍(かたわら)に差し置いた昌秋は...
夢野久作 「名君忠之」
...菊は延寿の象徴ともいう...
吉川英治 「上杉謙信」
...延寿酒を贈られるわけはない...
吉川英治 「三国志」
...延寿の父親の大炊(おおい)は...
吉川英治 「源頼朝」
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