...モロー彗星対策延寿相談所長は...
海野十三 「火星兵団」
...――お母さんは延寿さんのところの名取(なとり)だったそうですがね...
高見順 「如何なる星の下に」
...尚又謀叛に組した廉(かど)で遠流(おんる)に処せられた人々は、延寿院玄朔、紹巴法眼、荒木安志、木下大膳亮(だいぜんのすけ)等であったが、それについて太閤記は云う、「たとひ秀次公謀反(むほん)を思召立(おぼしめしたち)給ふ事有共、かやうの人々を其使におぼし寄給はんや、各御反逆之事聊(いさゝか)以不レ奉レ存旨申上度思ひ侍れ共、長盛三成が威に恐れて取次人もなく、奉行人指図に任せて、配所に赴(おもむき)にけり」と...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...(これは『文選』に見えている王延寿の魯霊光殿賦のうちの辞句をとってそれを少しくいいかえたものであるが...
津田左右吉 「日本歴史の研究に於ける科学的態度」
...風月堂にて偶然延寿太夫夫婦に逢ふ...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...延寿丹も江戸の水も...
林不忘 「仇討たれ戯作」
...熱海延寿旅館へ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...三月二十八日(土曜)延寿旅館の朝...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...此の延寿には、俵孫一一家が泊ってゝいゝ部屋を占領してる、何うもいやなので、夕刻引きあげ、伊豆山の偕楽園てのへ行く...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...延寿太夫の真似してたら清に又真似されて驚く...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...後漢王延寿王孫賦...
南方熊楠 「十二支考」
...漢の焦延寿の『易林』に巽(そん)鶏と為すとあれば...
南方熊楠 「十二支考」
...延寿太夫という芸人は...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...延寿王院(神宮寺といふ)に入りて菅公真蹟を拝観す...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...清元延寿太夫である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...家元仲間の三世清元延寿太夫等と同じく...
森鴎外 「細木香以」
...是が四世清元延寿太夫である...
森鴎外 「細木香以」
...従来よりは一進歩したいわゆる延寿鍛(えんじゅぎた)えの菊池槍(きくちそう)を大量に作らせたろうという程度には考え得られる...
吉川英治 「私本太平記」
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