...政治家が廟堂の中で会議を開いた...
...廟堂にはたくさんの美術品が展示されている...
...その映画は、廟堂の陰謀を描いている...
...大きな廟堂の前にある公園でピクニックをした...
...私たちは廟堂の中で冒険小説を書くことができるイベントに参加した...
...こうして大隈が廟堂を去り...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...廟堂(びょうどう)の上に立って天下とともに憂(うれ)いている政治家もあるのに……こうしてろくろくとして病気で寝てるのはじつに情(なさけ)ない...
田山花袋 「田舎教師」
...この二人の話を聞いてからなるほどそんな事もあろうかと思って試みに当代ならびにその以前の廟堂(びょうどう)諸侯の骨相を頭の中でレビューしながら「大臣顔」なるものの要素を分析しようと試みたのであった...
寺田寅彦 「自由画稿」
...廟堂にずらり頭を駢(なら)べている連中には唯一人の帝王の師たる者もなく...
徳冨蘆花 「謀叛論(草稿)」
...ケダシ士君子(しくんし)万巻(ばんかん)ヲ読破スルモマタ須(すべか)ラク廟堂ニ登リ山川(さんせん)ヲ看(み)交(まじわり)ヲ海内(かいだい)名流ニ結ブベシ...
永井荷風 「小説作法」
...法然往生の時は廟堂の柱を寄附した...
中里介山 「法然行伝」
...廟堂の上に充満し...
蜷川新 「天皇」
...近くはまた北上上流の軽快なる語音を廟堂(びょうどう)に聞くように...
柳田国男 「雪国の春」
...野にあるものと廟堂にあつて時の權を握るもの...
吉川英治 「折々の記」
...アニ廟堂ニ近ヅカンヤ...
吉川英治 「折々の記」
...廟堂(びょうどう)に並列したのである...
吉川英治 「三国志」
...その子たる者が、何故、丞相府の一官吏となって、賤しき曹操の頤使(いし)に甘んじておらるるか、なぜ、廟堂に立って、天子を佐(たす)け、四海の政事(まつりごと)に身命をささげようとはなさらぬか」「…………」楊修は、身を辱(は)ずるかの如く、顔あからめたまま、しばしうつ向いていたが、「いや、丞相の門下にあって、軍中兵粮の実務を学び、また平時にはご書庫を預かって、庫中万巻の書を見る自由をゆるされているのは、自分にとって大きな勉強になりますからね」「ははは、曹操について学ぶことなどがありますかな...
吉川英治 「三国志」
...蜀の廟堂(びょうどう)に大きな不安を抱かしめた...
吉川英治 「三国志」
...廟堂(びょうどう)人あるも人なきに似...
吉川英治 「三国志」
...廟堂(びょうどう)のご政治むきなどには...
吉川英治 「私本太平記」
...衰兆(すいちょう)の見えない平家を廟堂(びょうどう)から追い落そうなどとしても...
吉川英治 「親鸞」
...政敵のために廟堂(びょうどう)から職をひく身になったり...
吉川英治 「親鸞」
...廟堂に権を争って...
吉川英治 「平の将門」
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