...途方に暮れていた際だから、李は、廟を見ると、慌てて、その軒下へかけこんだ...
芥川龍之介 「仙人」
...李は、これだけ、見定めた所で、視線を、廟の中から外へ、転じようとした...
芥川龍之介 「仙人」
...その霊廟を再建(さいこん)する際に頭蓋骨(づがいこつ)だけゲエテに贈ることになつた...
芥川龍之介 「続澄江堂雑記」
...洞庭湖畔(どうていこはん)の呉王廟(ごおうびょう)の廊下に這(は)い上って...
太宰治 「竹青」
...廟の傍の林には数百の烏が棲息(せいそく)していて...
太宰治 「竹青」
...七月(げつ)の中旬廟堂(びょうどう)の議はいよいよ清国(しんこく)と開戦に一決して...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...自分はいつものように霊廟を訪(たず)ねた事があった...
永井荷風 「霊廟」
...以前ローマの大廟(カピトル)に窟居(くっきょ)して大地神女(ボナ・デア)を輔(たす)け人に益した神蛇も...
南方熊楠 「十二支考」
...愚民ども城隍(じょうこう)祠廟(しびょう)の神を撤(す)て去り...
南方熊楠 「十二支考」
...プリニウス説にロネス島のリンドスなるミネルヴァ神廟にエレクトルム(金と銀と合した物)の小觴(こさかずき)あり...
南方熊楠 「十二支考」
...十二月四日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 目白より(安井曾太郎筆「承徳の喇嘛廟」の絵はがき)〕十二月四日...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...○台南州新豊郡関廟庄関廟にてこれは面白いところだね...
柳宗悦 「台湾の民藝について」
...廟は拭き磨かれたような赤い大理石の方形であるが...
横光利一 「欧洲紀行」
...朝廷に立ってほしいままに兵馬政権をうごかしている新しい廟臣たちを...
吉川英治 「三国志」
...「政治(まつり)は朝廟(ちょうびょう)で議するも...
吉川英治 「三国志」
...廟堂(びょうどう)のご政治むきなどには...
吉川英治 「私本太平記」
...廟守(びょうもり)もいねえのに...
吉川英治 「新・水滸伝」
...衰兆(すいちょう)の見えない平家を廟堂(びょうどう)から追い落そうなどとしても...
吉川英治 「親鸞」
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