...やっと廓然大悟することができた...
...廓然大悟して新たな気力を得た...
...彼は廓然大悟して、自分の人生を見直すことにした...
...大きな転機を迎え、廓然大悟することができた...
...自分が何を求めているのか、廓然大悟する必要がある...
...動レ之以レ天、廓然太公、靜レ之以レ地、物來順應...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...廓然(かくぜん)太公(たいこう)に...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...廓然(くつきり)と正しい輪廓を描いてるのは...
石川啄木 「菊池君」
...廓然(くつきり)と正しい輪廓を描いてるのは...
石川啄木 「菊池君」
...其顔と柔かな肩の辷りが廓然(くつきり)と白い輪廓を作つて...
石川啄木 「病院の窓」
...其顏と柔かな肩の辷りが廓然(くつきり)と白い輪廓を作つて...
石川啄木 「病院の窓」
...廓然(からり)と気持がいゝつたらない...
薄田泣菫 「茶話」
...環堵廓然として空宇人(ひと)を絶ち...
高山樗牛 「人生終に奈何」
...達麿忌である、廓然無聖、冷暖自知...
種田山頭火 「其中日記」
...心境廓然(先夜の放下着このかた)...
種田山頭火 「其中日記」
...廓然無聖(かくねんむしょう)などと乙な理窟を考え込んでいる...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...其處らが廓然(からり)となる...
三島霜川 「平民の娘」
...わずかにあるをカワラケと呼び極めて不吉とすと書いたやおまへんかと遣り込められて廓然大悟し...
南方熊楠 「十二支考」
...これを要するにアントニウス伝を読んで廓然大悟し...
南方熊楠 「十二支考」
...無欲にして明鏡の如くに澄み切った心――悪魔以上に廓然(かくぜん)冷々たる態度を以てこれに対すれば...
夢野久作 「鼻の表現」
...仏性の義廓然(かくねん)として虚明(こめい)なり...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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