例文・使い方一覧でみる「廃頽」の意味


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...それによつて血統の廃頽を救つてゐると言はれてゐるが...   それによつて血統の廃頽を救つてゐると言はれてゐるがの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...私を破れかぶれの廃頽(はいたい)気分から遂に引上げ救ひ出してくれたのは彼女の純一な愛であつた...   私を破れかぶれの廃頽気分から遂に引上げ救ひ出してくれたのは彼女の純一な愛であつたの読み方
高村光太郎 「智恵子抄」

...鎌倉期の中興を経てついに再び廃頽堕落するに至った室町時代に及んで...   鎌倉期の中興を経てついに再び廃頽堕落するに至った室町時代に及んでの読み方
高村光太郎 「美の日本的源泉」

...廃頽(はいたい)した...   廃頽したの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...実際世間で純粋な芸術が人倫に廃頽的(はいたいてき)効果を与えるといって攻撃する人たちのいう事も無理でないと思われて来る...   実際世間で純粋な芸術が人倫に廃頽的効果を与えるといって攻撃する人たちのいう事も無理でないと思われて来るの読み方
寺田寅彦 「自画像」

...綱紀紊乱(こうきびんらん)風俗廃頽(ふうぞくはいたい)などという現象も多くはこれに似た事に帰因する...   綱紀紊乱風俗廃頽などという現象も多くはこれに似た事に帰因するの読み方
寺田寅彦 「路傍の草」

...それはシュテファン・フォン・ヘルムートという廃頽(はいたい)派の大詩人であって...   それはシュテファン・フォン・ヘルムートという廃頽派の大詩人であっての読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...爛熟し尽せる江戸文明の漸く廃頽期(はいたいき)に向はんとする前兆を示すものならずや...   爛熟し尽せる江戸文明の漸く廃頽期に向はんとする前兆を示すものならずやの読み方
永井荷風 「江戸芸術論」

...そのまゝ廃頽(はいたい)の淵(ふち)に落ち込むのが見えてゐるのだ...   そのまゝ廃頽の淵に落ち込むのが見えてゐるのだの読み方
林芙美子 「浮雲」

...神経組織の急激な非歴史的な野蛮な廃頽に到達せられた...   神経組織の急激な非歴史的な野蛮な廃頽に到達せられたの読み方
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」

...もっとした廃頽的雰囲気(アトモスフィーア)を感じさせようが為であったろう...   もっとした廃頽的雰囲気を感じさせようが為であったろうの読み方
宮本百合子 「印象」

...家族の血統の廃頽(世俗的)のとき芸術家が出るとしています...   家族の血統の廃頽のとき芸術家が出るとしていますの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...廃頽(はいたい)に溺れてもいられない...   廃頽に溺れてもいられないの読み方
柳宗悦 「工藝の道」

...そうしてギルドの衰頽(すいたい)(すなわち資本制度の勃興)と工藝の廃頽(はいたい)とは併行する...   そうしてギルドの衰頽と工藝の廃頽とは併行するの読み方
柳宗悦 「工藝の道」

...廃頽(はいたい)に溺(おぼ)れてもいられない...   廃頽に溺れてもいられないの読み方
柳宗悦 「民藝四十年」

...世の中の廃頽(はいたい)も...   世の中の廃頽もの読み方
吉川英治 「梅里先生行状記」

...吏民(りみん)ともに廃頽にまかせ...   吏民ともに廃頽にまかせの読み方
吉川英治 「梅里先生行状記」

...荒涼とした廃頽的(はいたいてき)なこの原が...   荒涼とした廃頽的なこの原がの読み方
蘭郁二郎 「自殺」

「廃頽」の読みかた

「廃頽」の書き方・書き順

いろんなフォントで「廃頽」

「廃頽」の英語の意味


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