...そこには葉子自身が期待もしなかったような廃頽的(はいたいてき)な同時に神経質的なすごくも美しい一つの顔面が創造されていた...
有島武郎 「或る女」
...圧せられるやうな懶い一種廃頽的な感じが身をとりまいた...
飯田蛇笏 「薄暮の貌」
...淫蕩な田舎侍に荒らされた東京の廃頽気分とが結び付いて勢い女道楽とならざるを得なかった...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...世紀末的な廃頽(はいたい)せる現代に於(おい)て...
海野十三 「省線電車の射撃手」
...それによつて血統の廃頽を救つてゐると言はれてゐるが...
薄田泣菫 「茶話」
...以前の廃頽(はいたい)生活から救ひ出される事が出来た経歴を持つて居り...
高村光太郎 「智恵子抄」
...以前の廃頽(はいたい)生活から救い出される事が出来た経歴を持って居り...
高村光太郎 「智恵子の半生」
...私を破れかぶれの廃頽(はいたい)気分から遂に引上げ救い出してくれたのは彼女の純一な愛であった...
高村光太郎 「智恵子の半生」
...鎌倉期の中興を経てついに再び廃頽堕落するに至った室町時代に及んで...
高村光太郎 「美の日本的源泉」
...平潟の廃頽(はいたい)的なのに比べたら...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...ただ生理的にむしろ廃頽的(はいたいてき)な効果を与えるのみではないかという疑いがある...
寺田寅彦 「映画雑感(3[#「3」はローマ数字、1-13-23])」
...結局狂った男の殺人剣に斃(たお)れるという陰鬱(いんうつ)な廃頽(はいたい)気分に変態的な刺戟(しげき)があり...
徳田秋声 「縮図」
...手のつけようもないほど廃頽(はいたい)しきっているのであった...
徳田秋声 「爛」
...藝道の廃頽嘆くもおろかなり...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...既ち廃頽と進歩との現象のあまりに甚しく混雑してゐる今日(こんにち)の大川筋(おほかはすぢ)よりも...
永井荷風 「水 附渡船」
...おどろおどろしい廃頽のさまを示しながら...
久生十蘭 「魔都」
...逃避ともなるし文学の廃頽となっても現れるということについて戒心されなければなるまいと思う...
宮本百合子 「鴎外・芥川・菊池の歴史小説」
...ひとつなるものは極めて文化の爛熟(らんじゅく)から廃頽(はいたい)への過程が早く...
吉川英治 「新書太閤記」
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花譜 荒ごなし 死にたくても死ねない
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