...遂に六箇月を出でざるに早く廃学せねばならぬ境遇に陥った...
伊藤左千夫 「家庭小言」
...一は眼病で廃学した故と生先短き親を持った故とである...
伊藤左千夫 「家庭小言」
...芳子に廃学させるには忍びん...
田山花袋 「蒲団」
...今はただ念仏になって天台宗は廃学いたしました...
中里介山 「法然行伝」
...私は病気の為めに断然廃学せねば成らぬやうになつた...
長塚節 「隣室の客」
...廃学する気になったのもそのせいだったが...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...二年にして廃学する者あり...
福沢諭吉 「小学教育の事」
...その廃学するとせざるとは...
福沢諭吉 「小学教育の事」
...日本国中に小学の生徒は必ず中途にて廃学すること多き者と認めざるをえず...
福沢諭吉 「小学教育の事」
...その廃学の日までに学び得たることをもって...
福沢諭吉 「小学教育の事」
...廃学することあらん...
福沢諭吉 「小学教育の事」
...骨なしの草書を覚えて廃学すればそれきりとあきらめ...
福沢諭吉 「小学教育の事」
...その初歩に廃学するも...
福沢諭吉 「小学教育の事」
...いつにても廃学のときに...
福沢諭吉 「小学教育の事」
...若し今一年廃学して後に五年となり十年となりの年月を延ぶるを得ば宜しけれども...
正岡子規 「読書弁」
...或は今一年廃学したる為に後に一年と一日でも命を長くすれば一日だけの得ならずやといふ人あるべけれども...
正岡子規 「読書弁」
...然らば君をして廃学せしむる方これなきか...
正岡子規 「読書弁」
...学資の関係で廃学しなければならなかったのを...
水上滝太郎 「九月一日」
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