...最後に日本の衣服を着て日本の疊の上に安座するとき...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...しかしてその沈思黙座するは...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...なぜこんなところへやって来たのかな」牛頭大仙人の鎮座するけばけばしい装いの箱車をや少し離れたところから見物していた町の中年の男が...
海野十三 「火星探険」
...此は龍田の立野に座す...
高木敏雄 「比較神話学」
...対座するにはどちらも堪へきれないのである...
種田山頭火 「其中日記」
...ゾンマーフェルトやその他の数理物理学者はS軸の上近くに座するものであり...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...460 アポローン戰を見るべく屡ペルガモスに座す...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...客間に対座するとすぐ...
牧逸馬 「チャアリイは何処にいる」
...君前で頭巾(ずきん)をかむったまま安座することを免(ゆる)されていた...
森鴎外 「阿部一族」
...加々爪(かゞづめ)民部の人々が利勝の左右に著座する...
森鴎外 「栗山大膳」
...書院には兩奉行が列座する...
森鴎外 「最後の一句」
...書役を隨へて著座する...
森鴎外 「最後の一句」
...品物は常に玉石同座する...
柳宗悦 「民藝四十年」
...瓢兮(や)瓢兮吾れ汝を愛す汝能(よ)く酒を愛して天に愧(は)ぢず消息盈虚(えいきょ)時と与(とも)に移る酒ある時跪座(きざ)し酒なき時顛(ころ)ぶ汝の跪座する時吾れ未だ酔はず汝まさに顛ばんとする時吾れ眠らんと欲す 一酔一眠吾が事足る世上の窮通何処(いづく)の辺「世上の窮通何処の辺」そっと口のなかで返唱したかれは...
山本周五郎 「新潮記」
...人と対座するばあいには...
山本周五郎 「山彦乙女」
...そして階下を繞(めぐ)って土下座する二百余騎の将兵の中に...
吉川英治 「新書太閤記」
...中座するぞ」と断って奥へかくれてしまった...
吉川英治 「新書太閤記」
...――わしなんぞに土下座するなんて法はないわい...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「真珠の首飾り」
便利!手書き漢字入力検索