...」「度し難いBさん...
海野十三 「十年後のラジオ界」
...度し難いものです...
太宰治 「たずねびと」
...之こそ最も悪質な、最も度し難い、執拗なる虚偽ではないだろうか...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...度し難い主張をしてみたくなるのも...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...人もあろうに度し難い畜生共だ...
中里介山 「大菩薩峠」
...腕力でなければ度し難いことがあるのです」「美術家たるあなたから...
中里介山 「大菩薩峠」
...度し難い動物に猫がある...
中里介山 「大菩薩峠」
...この度し難い動物も...
中里介山 「大菩薩峠」
...あんなのは結局度し難い奴で...
中里介山 「大菩薩峠」
...度し難いものであるに拘らず...
中里介山 「大菩薩峠」
...人間というやつは度し難いものだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...われわれ役人仲間には實に度し難い手合があつて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「狂人日記」
...(それは彼の度し難い性癖かも知れないが)その後彼が延子を恋するやうになつてから...
牧野信一 「坂道の孤独参昧」
...――度し難い奴だ」「お前も何だな」やがて彼は白い天井から文句を読み上るように云った...
宮本百合子 「或る日」
...「無学のやつは度し難いものだ...
吉川英治 「銀河まつり」
...数千の人員の――しかも度し難いあぶれ者まで交(ま)じっている雑人(ぞうにん)たちの心理から――誠意と汗をひき出す方法は割り出すことができなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...人の居る空家『度し難いたわけ揃(ぞろ)いじゃ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...済度し難い賭博狂(見ただけでぞっとする手合)だろうか...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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