...田圃(たんぼ)の傍(そば)の庚申塚(こうしんづか)のある道や...
橘外男 「棚田裁判長の怪死」
...庚申塚(こうしんづか)やら...
田山花袋 「田舎教師」
...その片袖を切ってここの庚申塚(こうしんづか)へ納めなくてはならないことになっている...
中里介山 「大菩薩峠」
...巣鴨の庚申塚(こうしんづか)あたりへ来たと覚しい頃...
中里介山 「大菩薩峠」
...庚申塚へ廻るのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...また庚申塚の辱(はずか)しめの時から...
中里介山 「大菩薩峠」
...「巣鴨の庚申塚で?」「多分...
中里介山 「大菩薩峠」
...みな庚申塚でかえしてしまい...
中里介山 「大菩薩峠」
...庚申塚(かうしんづか)から少し手前...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...無理に巣鴨(すがも)の庚申塚(こうしんづか)まで運んだということだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...旦那は庚申塚(かうしんづか)の番所でお待ち下さいませんか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...庚申塚(かうしんづか)の寅松親分が來て...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「庚申塚の親分、この娘は逃げも隱れもしたわけぢやないよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...庚申塚の親分の考へを一と通り聞かして貰ひ度いが――」平次は妙なことを言ふのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...庚申塚の親分」「下女のお百がやられた...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...先づ『江戸名所図会』巣鴨庚申塚の図はひろ/″\とした雑木の並木で何やら喬木が街道を挟んで遠くつづいてゐる...
正岡容 「巣鴨菊」
...庚申塚を道側に立てるも主として盗難少なく道路安全を冀(ねご)うての事と見ゆ...
南方熊楠 「十二支考」
...庚申塚の上の小高い所にかなり立派な校舎があったが...
柳田国男 「故郷七十年」
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