...紅い庚申薔薇(こうしんばら)の花びらは...
芥川龍之介 「女」
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内田魯庵 「八犬伝談余」
...此夕綴リテ二其言ヲ於逆旅ノ燈下ニ一以為序云天保十一年庚子潔月京山人百樹并書北越雪譜(ほくゑつせつふ)二編凡例(はんれい)此書(このしよ)全部(ぜんぶ)六巻...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...八日、庚、晴、陳和卿参著す、是東大寺の大仏を造れる宋人なり、彼寺供養の日、右大将家結縁し給ふの次に、対面を遂げらる可きの由、頻りに以て命ぜらると雖も、和卿云ふ、貴客は多く人命を断たしめ給ふの間、罪業惟重し、値遇し奉ること其憚有りと云々、仍つて遂に謁し申さず、而るに当将軍家に於ては、権化の再誕なり、恩顔を拝せんが為に参上を企つるの由、之を申す、即ち筑後左衛門尉朝重の宅を点ぜられ、和卿の旅宿と為す、先づ広元朝臣をして子細を問はしめ給ふ...
太宰治 「右大臣実朝」
...唐は庚娘の一つ歳下であったから妹としていることになった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「庚娘」
...天保十一年庚子(こうし)君侯毛利慶親(よしちか)の前において...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...崔之庚は早くから用達しに出かけていて...
豊島与志雄 「碑文」
...大正九年庚申(こうしん)の五月末...
永井荷風 「枇杷の花」
...あの庚申横町の連中をよく知つて居るだらうね」「三度のお菜(かず)まで知つて居ますよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...先づ『江戸名所図会』巣鴨庚申塚の図はひろ/″\とした雑木の並木で何やら喬木が街道を挟んで遠くつづいてゐる...
正岡容 「巣鴨菊」
...長庚(ちょうこう)...
正岡子規 「俳人蕪村」
...かの謝蕪村、謝寅、謝長庚、謝春星など言える、門弟にも高几董(こうきとう)、阮道立(げんどうりつ)などある、この一事にても彼らが徂徠派の影響を受けしこと明らかなり...
正岡子規 「俳人蕪村」
...庚申(こうしん)の夜の催しをし...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...その六十菅茶山が蘭軒に与へた庚午の書には...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...榛軒は庚寅の年に侯に扈随して福山に往つた時...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...三年庚午、二十四歳...
森鴎外 「能久親王年譜」
...庚申講(こうしんこう)に人々を招いた...
柳田国男 「雪国の春」
...「庚戌会は今晩でございます...
夢野久作 「少女地獄」
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