...昔は足尾、庚申、古峰ヶ原といった山々に大雨があってから、この辺に洪水の寄せてくるのは一昼夜かかったといいますが、この頃は六時間で来るようです...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...承元四年庚午...
太宰治 「右大臣実朝」
...廿五日、庚辰、幕府に於て、俄かに仏事を行はしめ給ふ、導師は行勇律師と云々、是将軍家去夜御夢想有り、義盛已下の亡卒御前に群参すと云々...
太宰治 「右大臣実朝」
...七日、庚申、海水色を変ず、赤きこと紅を浸せるが如しと云々...
太宰治 「右大臣実朝」
...庚娘は唐の手を執っていった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「庚娘」
...庚娘は困ってもだえたが苦しい所はなかった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「庚娘」
...明治二十六第五帝国議会開会の日東京民友社楼上(ろうじょう)において著者吉田松陰年譜天保元年庚寅(こういん)八月四日...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...崔之庚の様子はだいぶ変っていました...
豊島与志雄 「碑文」
...崔之庚はただうなずきながら...
豊島与志雄 「碑文」
...巣鴨庚申塚(すがもこうしんづか)...
永井荷風 「桑中喜語」
...無理に巣鴨(すがも)の庚申塚(こうしんづか)まで運んだということだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...是は寛政庚申の書上(かきあげ)で...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...庚寅は改元の年であつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...『日本書紀』大化五年三月庚午の条に...
柳田國男 「地名の研究」
...中国にも庚申の夜を守るという風習だけはあったが...
柳田国男 「年中行事覚書」
...かつ庚申様の方の話と似通うたものが...
柳田国男 「年中行事覚書」
...かのえね(庚子)の年の生れで...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...庚戌会と言えば謹厳な学術の報告会...
夢野久作 「少女地獄」
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