...底の底まで詮索するだろう...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「青年に訴う」
...そうして上陸早々ホボケンの税関でこのチューインガムの税関吏のためにカバンを底の底まで真に言葉通り徹底的に引っくり返されたのであった...
寺田寅彦 「チューインガム」
...蘿月(らげつ)は長吉(ちやうきち)の心の中(うち)は問はずとも底の底まで明(あきら)かに推察(すゐさつ)される...
永井荷風 「すみだ川」
...蘿月は長吉の心の中(うち)は問わずとも底の底まで明(あきら)かに推察される...
永井荷風 「すみだ川」
...錢形平次の智惠の底の底まで見破(みやぶ)つたつもりの細工さ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...底の底まで洗ってみようじゃありませんか」ガラッ八は日頃にもない意気込みです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...姉の話が終つたとき僕は何か底の底まで洗ひ清められてゐた...
原民喜 「魔のひととき」
...非常に臆病になって蚊のつぶやき程の人の噂にも全身の注意を集めて聞き落すまいとし「お関」と云う言葉「重三」と云う声に霊の底の底まで震わせながらも...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...底の底までわかっていること...
宮本百合子 「獄中への手紙」
......
室生犀星 「愛の詩集」
...7345その根ざしを底の底まで窮めて...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...そして底の底まで健康なようだ...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...わたしには彼の霊魂が底の底までわかるように思う...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...どことなく犯人らしい冴え返った顔色をして……底の底まで緊張した...
夢野久作 「冗談に殺す」
...そうして彼の耳の傍まで来て鼓膜の底の底まで泌(し)み渡ったと思うと...
夢野久作 「木魂」
...耳はすべての響に対して底の底まで澄み渡る...
夢野久作 「鼻の表現」
...自分の底の底までを見透(みす)かされてしまった気がする...
吉川英治 「宮本武蔵」
...その人間の底の底まで...
吉川英治 「宮本武蔵」
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