...序説を述べる ...
...この本の序説は誰が書いたのかな? ...
...儀礼的な序説を行う必要がある...
...彼の長い序説には私たちは飽き飽きしていた...
...読むものを導入するために、この小説には序説が必要だ...
...この論文の始めの序説中...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...それは批判を否定するのではなくして却って批判を序説(プロレゴーメナ)とする処の哲学の本論に外ならない...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...何よりもマルクス『経済学批判』序説(河上・宮川訳)である...
戸坂潤 「科学論」
...その序説と見るべき『自然科学の形而上学的原理』につきると云っても好いかも知れないが...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...『方法叙説』と呼ばれているあの Discours de la Mthode である(之は屈折光学と気象学と幾何学との後から書かれたものでこれ等の序説の意味をも有っている)...
戸坂潤 「読書法」
...H・テーヌの芸術の社会的考察も実は芸術的価値の問題をねらっていたわけで(少なくとも『イギリス文学史』の序説はそうだ)ギュイヨーによって一応その論理学としての目的が果された(ギュイヨーは美的価値そのものが社会的な本質を有つと考える)...
戸坂潤 「認識論としての文芸学」
...その前後の叙述こそは自分の第一の序説的小説の主題...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...こうした序説的な物語の中で説明することは...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...結局私はこの『物理学序説』を推薦した...
中谷宇吉郎 「救われた稀本」
...実はこの『物理学序説』には私は前から少し因縁のようなものがあった...
中谷宇吉郎 「救われた稀本」
...その時の話の中に「僕はそのうちに『物理学序説』というものを書くつもりだ...
中谷宇吉郎 「救われた稀本」
...この『序説』には少くも二つの附録が伴なう予定であったことが...
中谷宇吉郎 「救われた稀本」
...「僕の知ってる人の中でカントの哲学序説を電車の中で読み上げてしまった人もある...
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」
...この『物理学序説』から引用してみよう...
中谷宇吉郎 「比較科学論」
...(『形而上学への序説』引用)このベルグソンの認識論が...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...一八九〇年版クックの『淡水藻序説(イントロダクション・ツー・フレッシュ・ウォーター・アルゲ)』第十二章に一〇六六年英国最後のサクソン王ハロルド...
南方熊楠 「十二支考」
...今から八十年程前にクロード・ベルナァル(Claude Bernard)はその『實驗醫學序説』(三浦岱榮譯...
矢田部達郎 「心理學」
...また長谷川如是閑氏の「心の自叙伝」の序説には...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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